Nov 8, 2021

楢材の洗面台の製作

11月とは思えないようなポカポカした日々が続いていて、心地よい時間を過ごさせていただいております。

デジカメの調子が悪く、しばらくブログの記事も上げることができませんでしたが、毎日コツコツと製作を進めておりました!

椅子をお使いいただいているお客様から、洗面台のご依頼をいただきまして、集中して製作に望んでおり、先日無事にお届け、施工してすることができました。

楢材にホワイトオイルの仕上げを施して、7mmの真鍮丸取手を取り付けて、真ん中の引き出しにはタオルバーになるサイズを。

シンクの下は配管が通るので、真ん中の引き出しは特殊な形をしています。

高さもシンクに当たらないように、そして収納力も確保したギリギリの高さに製作しています。

シンクは天板と一体型になっていて、段差がないためお手入れにストレスを感じにくい仕様で。

人工大理石の耐久性や耐熱性、メンテナンスはメーカーさんからしっかりとレクチャーを受けて、そのメリットとデメリットを把握することができたので、安心してオススメしています。

ご家族の構成、生活スタイルに合わせて、今回の引き出しには「仕切り板」がついています。

収納するものも決まっていて、そのサイズに合わせて、間隔もご指定いただいています。

そして収納するものに合わせて引き出しの素材も「桐引き出し」を。

無垢の木で作る時も、メラミンでお作りする時も、今回のように桐でお作りする時もあります。

一概に「これがおすすめです!」というわけではなく、用途をお聞きしてからおすすめ、選択していただきます。

今回は合わせて、三面鏡になっている「ミラー収納」も製作させていただきました。

構造上、工房で写真を撮ることができなかったのですが、ミラー収納にも細かい工夫が施されておりいます。

以前お使いだったミラーと洗面台よりも、大きく、広く、収納も増えたので、女の子が3人同時に使っても、ゆったりとお使いいただけると思います◎

お話から、ご家族のことを色々と考えていらっしゃることが、ヒシヒシと伝わってきて、そのやり取りにも、毎回癒されておりました:)

こちらの洗面が完成するまでもお時間をいただき、その間も温かく見守ってくださいました。

いつも本当にありがとうございます◎