デスクワーク。

梅雨の時期に関わらず、木工は意外とデスクワークが多くて、そして長いです。 図面とにらめっこの日々、帳簿とにらめっこの日々などなど。 蒸し暑くなってきた裏のアトリエで、淡々と図面と向き合い、描いては消して描いては消して・・・。 うちわで顔を扇ぎながら、様々な野菜が実をつけ始めた畑や、緑色が映えるようになってきた庭をボーッと見て・・・。 とんでもないアイディアが降ってこないかなぁとか思いながら・・・。 ・・・結構好きな時間なのです。

岡崎市へ。

先日、家具の打ち合わせのために岡崎市の現場にお邪魔させていただきました。 設計は"安江怜史建築設計事務所"の安江さん。 お施主さんとは初対面でしたが温かくお迎えくださり、お施主さんが安江さんを知るきっかけとなるお話などなど、安江さんの仕事に対する姿勢や人柄を改めて知ることができたり、お施主さんの想いやこだわりの話がたくさん聞けて、楽しい時間を過ごさせていただきました。 お兄ちゃんが僕に質問をしてきて、それを聞いていた妹ちゃんが同じ質問を"ウイスパーボイス"でしてくるのが、たまらない。 様々な人が出入りしたり、様々なものが人の手によって作り上げられていく現場を目の当たりにして、大人とはまたちょっと違った感覚で、子供達もきっと楽しんでいるんだろうなぁ:) 玄関から"ただいま〜"と帰宅する家族を迎えるテーブル。 深呼吸して考えていきます。

"3Pソファ"の模型。

3人掛けのソファの模型を製作しました。 模型を作ると全体の雰囲気がわかるのはもちろん、木をどれだけ使うのか、構造的に問題はないかなどなど、いい点悪い点含めて色々見えてきます。 家の間取りを考えて、ダイニングとリビングはどのくらい離れているのか、ダイニングの椅子はアームがあるのか、ソファでは横になることが多いのか、ちゃんと座ることが多いのか、天井の高さはどのくらいなのか、ご家族の人数は何人なのか、お子さんがいて跳ねたりするのか、玄関やキッチン、ダイニングからはどのように見えるのか、背中は見えるのかなどなど・・・。 建築士さんと施主さんが一生懸命考えた空間にはちゃんと今までの習慣を活かしながら、そしてこれから理想とする習慣を作り上げるための"役割"がありますので、しっかりとその習慣をサポートできるような形にしていけたらと思っています。 素晴らしい案がパッと浮かぶわけではなく、絞り出して、相談して、楽しんで形にしていきます。 今回製作した模型は2種類。 この模型撮影後、妻との家具化会議がはじまりまして、細かい点を詰めていき、何点か修正を重ねております。 女性目線、主婦目線、母親目線、住宅デザイン目線、インテリアコーディネーター目線と様々な視点からの指摘は グーの音も出なくなる時があります・・・。 でも、こうして一緒に家具のこと、空間のことを考えることができる"日々"と"時間"が、とても幸せです。 梅雨らしい天気が続き、作業に影響がでてきていますが、しっかりと落ち着いて頑張ります。

額縁を作ること。

自分で家具を作り始めるようになってから、ずっと作り続けている額縁。 先日、仕上げを終えて"tabletalk"さんへのお届けが完了しました。 いつもお待ちいただきまして、ありがとうございます。 僕は写真を撮ることがとても好きで、家の中ではいつも父からもらったカメラを持ち歩いています。 そして撮るだけではなく"飾る"ということをとても大切にしています。 飾る理由はとてもシンプルで家族写真が好きだからです:) あとは"大切なことを思い出すきっかけ"になり、忙しさの中で忘れがちな"何のために仕事をするのか"という大切なことも思い出すことができるからです。 "インテリアの根本は自分や家族のため"と考えていた僕にとって、やはり自分や家族が笑顔(健康)であればこそ、人のインテリアを親身になって考えることができる心が持てて、バタバタした気持ちの中で考える空間よりも、さらにいい空間を提案することができるのではないかと、いつも思っているからです。 なので、僕は"インテリアに携わっている仕事をしている人"としてまずは"家族の幸せを大切にしよう"と心がけて、仕事をさせていただいています。 家族の幸せを大切にというのは、決して自分勝手に仕事をするということではなく、スケジュールの管理をしっかりするとか、技術を磨くとか、新しい機械を検討するとか、仕事をしっかりして、家族との時間もしっかり楽しめるようにできる限りの努力と工夫をするということです。 日本の美学、感覚から少しズレているかもしれないのですが、いつもこんな考え方のルークを見守ってくれながら、お仕事を共にしてくれる方々には、本当に感謝しております。

暑いので・・・。

いつも防具として帽子を被っているのですが、暑くなってきたのでさらに"坊主"にしてしまいました。 いままでは9mmでしたが、意外と長いので6mmにまで短くしてみました。 すると息子がなぜが羨ましがってきて、"お父さんと一緒がいい!"というではありませんか。 これだけでも、6mmにしてよかったと思っています。 箱物の製作に続いて、額縁の仕上げに取り掛かり、そして脚物の製作に移ります。 でも、その前に模型を少々。 テレビボード1200の模型。 なんか面白い映画やってないだろうか・・・というイメージです。 これからソファの模型も作ります。 ソファのデザイン、構造、張り地など、考えることがたくさんある家具ですが、先輩家具職人の方から貴重なアドバイスをいただきまして、本当にありがたかったです。 ソファの話を抜きにして、ただ単に会ってお話をしたかったというのもありますが、久しぶりにゆっくりお話できて 落ち着いた時間を過ごさせていただきました。 さて、頑張ります。

"chest 1200"

いつもお世話になっている配送さんも"今年は暑くなるのが早い・・・。"と、ここ最近の暑さに参っていました。 工房もすでに扇風機フル稼働、窓もフルオープンで製作に励んでいます。 そんな中、チェリー材のチェストを仕上げていました。 引き出しは14杯。 少し細めの真鍮の取手も、触り心地が軽くて開けること、触れることが少し楽しくなる気がします。 きちんとしまう習慣が、家具によってより楽しいくより良い習慣になったら嬉しいです。 chest 1200 w1200 . d380 . h700 black cherry & blass oil finish

工房移転&店舗のお知らせ。

今年でLØKKE(ルーク)は4年目に突入しました。 本当に色々な方々に支えていただきながら、ひとつひとつの繋がりに感謝している毎日です。 そして様々なことが、ゆっくりと動き始めています。 ずっと探し続けていた店舗&工房。 気持ちの余裕や、技術の向上などなど、タイミングによってきっといい出会いがあるだろうなと思っていたら、今年初めに身近なところからお話をいただきまして、早速今年の12月に移動を開始することになりました。 色々と想像が膨らんでいます。 丁度いいサイズの店舗をどうのように改装するか・・・展示する家具をどうしようか・・・などなど。 そして、作り手としては何よりも"掃除のしやすい工房"にしたいという希望があります。整理整頓にもいよいよ本気で取り組むことができる環境になるので、鉋やノミなどの手道具から電動工具まで、様々な道具を徹底的にきれいに並べていきたいです。 とはいえ、まずは目の前のご依頼いただいている家具をしっかり製作していきます。 落ち着いて、ゆっくりと、丁寧に。

"チェスト製作中"。

チェストの背板を淡々と、正寸にカットしていると、力がかからずとも、溝に入っていく部材たちの姿が。 こんなとき、作り手だったら"こんな正確な加工ができて、僕はすごい!"くらいのことが、思えたほうがいいのかもしれません。 でもいつも思うことは、"師匠のおかげあよなぁ。ありがたいなぁ。"です。 この前、"謙遜し過ぎじゃない?"と師匠から指摘されましたが、普通にそう思ってしまうので、なんともはや・・・:) さて、これから14杯の引き出しを製作です。

©️ LØKKE furniture​      ルークファニチャー​

​・aichi ichinomiya

・pelican2255@gmail.com