tracy chapman

帰り際、ものすごい雨が降って来ました。 そして、雷。 ちょうど作業を終えて、工房の片付けをしようと思った時に、窓から冷たい風が入り込んで来たので、嫌な予感がしたら、一気に来ました。 ブログを書く時間と合わせて、しばらく様子を見ています。 今日は朝から、大切な作業があったので、気持ちを落ち着かせたく"tracy chapman"を聞きながらスタートしました。 順調に作業を終えて、ホッと一安心しています・・・ が、まだまだ完成まで気を引き締めていきたいと思います。 この時期は湿気との戦いなので、シーズニングや、引き出し、扉の調整など、ほんとうに気を使います。 ひとつひとつの作業にとても時間をかけるので、経験上、この時期の製作は少なめに調整したりもしています。 お待ちいただいているお客さまには、本当に感謝です。 ありがとうございます。 焦らず、落ち着いて、ゆっくりと。 撮影し終えたフィルムが溜まって来ました。 どこに現像を出そうか、とても迷っていましたが、今回はインスタグラムでおすすめしていただいたところにお願いしようと思っています。 今までずっと一眼のフィルムカメラで撮影してきたので、レンジファインダーにちょっと苦戦しています。。。 ファインダーもそうなのですが、露出も合っているのか???というところなので、露出計が付いている"contax139Q"や"NikonF2"には、改めて使いやすさを感じていて、たまに頼りたくなる今日この頃です。 しばらくは写真も迷子になりそうですが、こんな気持ちは久しぶりなので、とてもワクワクしています。 現像も楽しみです。 さて、明日も家族と、仕事と、

pelican diary

独立する前に、ずっと書き続けていたのが"PELICAN DIARY"。 僕と妻で、好きなことを好きなように書いて、思い出として残していたブログです。 それを経て、僕が独立することになり、自分でHPを作るようになり、前のブログからこちらに記事も移行しながら、こうしてルークの日記として続いていたわけです。 が、前の記事にもありますように、妻が復活することになりました。 最近、僕は大した意味のない"ドギーハウザー方式"で、仕事終わりに、淡々とその日思ったことを書き綴っていますが、妻もそれをやってみようかというのです。 僕は今のこの習慣がとても気に入っています。 事務所は涼しくて、Wi-Fi環境(義父が引いいたラインをそのまま借りただけ。)も整っているので、こうして仕事終わりに一日をまとめるということは、とてもすっきりしています。 妻にも、また日常を書くことで、すっきりしたり、楽しんだりしてもらえたらいいなと思っています。 今日もコツコツと作業を進めていました。 暑さと湿気は相変わらずで、一日にTシャツを3回も着替えます。 チェストの空き時間を狙って、オークのラウンドテーブルも組み上げていきます。 同時進行でも、カテゴリーが違うので、サイズがこんがらがることはなく、淡々と丁寧に進めています。 お時間いただいていますが、しっかり製作させていただいています。 今日、ふと流れて来た音楽、、、"陽はまたのぼりくりかえす"。 Dragon Ashの曲です。 本当に久しぶりに聞きましたが、いい歌詞。 "生き急ぐとしても構わない。飛べるのに、飛ばないよりはいい。" 大学生の頃は、こんな感じでした。

再スタート。

妻です。 とてもとても久しぶりです。 先日お客様から、私が書いた記事を"読んでました!"と伺い、嬉しくなり、また書いてみようかなという気になりました。実に単純な私です。 という理由は半分で、お客様に言われた日に、自分で書いた過去の記事を振り返って読んでいたら、懐かしい写真や文章に主人と盛り上がり、主人にまた書いてみたらと勧められて、こうして再スタートを切ってみました。 現在8ヶ月になる娘の子育て中なので仕事はしておりませんが、ルークのお手伝いをするために、週に何日かは一緒に工房にきています。もちろん娘も一緒に。 主人の手助けになれば・・・と思って来ていますが、娘を前にすると、主人はOFFモードに。 なかなか仕事モードへは戻っていかず、いつもお尻を叩きますが、叩きすぎると機嫌を損ねてしまうので、その塩梅が難しいところ。 ただ、娘と過ごすことでリラックスできているので、暑い中頑張った身体は少しは休めているかしら。 二人でそっとサポートしていこう!

Jack Johnson

暑いけれど、すこし曇りの日に"Jack Johnson"はとってもいい感じです。 心も穏やかになり、落ち着いた状態で作業を進めることができます。 箱物と呼ばれる家具は、今まで板だったものが、急に形が見えてくるので、ワクワク度も一気に上がります。 それまでは、地味で面倒でとっても大切な墨付け作業が続くので、その振れ幅がすごいです。。。 "面倒"という言葉。 あまり好きな響きではなく、いつからか冗談以外ではほとんど使わなくなった言葉の一つです。 先日、息子が"生き物の説明を読むが面倒なんだ〜。"と言っていたときのこと。 息子は"LaQ"というブロックで、色々なものを作るのが大好きで、よっぽどそちらの方が"面倒"に見えるので、 "LaQで何かを作るのって、面倒くさい?"と聞くと、"ん〜、大変だけど、楽しいよ!”と。 息子に伝えたかったのは、"楽しい"までの道のりは、大体"面倒くさい"ことが多いということ。 ありがたいことに、息子はそれを理解してくれたようで、次の朝、小声で説明文を一生懸命読んでいました。 僕は寝たふりをしながら、それをずっと聞いていました。 さて、今日も順調に作業を進めることができました。 ありがとうございました。 明日も、まだまだ重要な作業が続きますので、しっかり集中して頑張ります:)

暑い。

今日も真夏日の東海地方でした。 工房の気温は昨日と同じく38度まで上がり、集中力がなかなか続きません。 こまめに休憩をとって、慎重に作業を進めます。 その分、帰りは少し遅くなりますが、今日はミスなく、作業を進めることができて、気持ちよく一日を終えることができそうです。 今日は妻が名古屋に打ち合わせに行くということで、息子が延長保育になるかもという話を、朝聞きました。 登園時に"今日は延長保育になるかもしれないけど、お父さんお迎えに来ようか?"と聞くと・・・ "ぜ〜んぜん!ぜ〜んぜん大丈夫!お父さんは、ゆっくり仕事してきて!"とサッパリと断られてしまいました。 このことを妻に話すと、"私は、"オッケ〜!じゃあ、先生に電話しておいてね!それか連絡帳に書いておいてね!"って言われたよ・・・。"と言うのです。 息子がこども園に行くことを嫌がったことは、一度もなく、いつも本当に元気に楽しんでいるのは、心底嬉しいです! でも、心のどこかで、"え〜!"とか言って欲しかったのかもしれません・・・! 一昨日で8ヶ月になった娘も、こうしてあっと言う間に、成長して行くのでしょう。 あんなに仕事一辺倒だった僕を、こんな気持ちにさせてくれるなんて、家族って本当に不思議な存在です。 ありがたき幸せです。 また明日も、完成に向けて、コツコツ頑張ります。

38度

本日の工房は38度まで気温が上昇。 窓を開けても、工業扇を回しても、頭がぼーっとした一日でした。。。 だからというわけではないのですが、ミスをしてしまいました。 図面で何度も確認したのですが、ミスカットをしてしまいました。 一度頭の中で、これであってる!と思い込むと、なかなか修正できないもの。 残念ながら、新しく木取りを進めるしかありません。 そのミスカットしてしまった材料はというと、運良く展示用として製作する予定だった家具に使えるサイズだったので、大切に保管することになりました。 お仕事で運を使ってしまいました。 僕は"人生の中で使える運の量"が決まっていると思っています。 できれば、僕の運は家族のために使いたいと思っていて、お仕事は運ではなく、実力で頑張りたいと思ってもいます。 でも、使った運はまた貯めることができるので、またコツコツ、一歩一歩貯めて行きたいと思います。

土曜日

今日も朝から加工の嵐です。 リビングボードの部材を接ぎ合せて、細かい部材も木取り、シーズニングしていきます。 さらにオーク材の丸テーブルの木取り、シーズニングも行いました。 今回購入したオーク材は、色に少しばらつきがあったので、慎重に選んでいきます。 いつものことなのですが、僕は木のまとめ買いをほとんどしません。 お客様とお話ししたときや、お聞きした印象をイメージして、その都度材料を買いに行き、木との出会いを楽しみ、大切にしています。 (個人的な想いなので、それがいいことなのか、ただの手間なのかはわかりません・・・。) いい材料がロットでまとまっていたとしても、買いたい気持ちを抑えて、できるだけたくさんの家具屋さんに回ればいいなと考えていて、買い占めたりはしないようにしています。 その方が、たくさんのいい家具が製作されて、喜ぶ人が増えると思ってるからです。 他の家具屋さんや、量販店、プロダクト商品は別に敵ではなく、それぞれに魅力があり、誰かの生活や心を豊かにしているのだろうと信じています。 ルークとという屋号ですが、僕が好きな家具は北欧家具、アンティーク家具、和家具というカテゴリーではなく、ただ"背景のある家具"です。 自分のためを想い、家族のためを想い買って使われている家具は、どんな家具、道具であっろうと、生活と空間に馴染んで、見ていても、そこに留まっても、とても気持ちがいいです。 センスや道具のクオリティーは、二の次・・・だったりします。 (自分が作る家具のクオリティーの優先順位はもちろん一番です。) 自分の考えを妻に話している時のように、脱線してしまいました・・・。 今日

リビングボード

今日の岐阜県、愛知県は本当に暑かったです。 シーズニングしていた材料が、湿気の時期と乾燥した時期を経験できたところで、チェリー材のボードの加工をスタートしました。 チェリー材は淡いピンク色から、赤褐色まで色が変化する木。 材料を重ねておくだけで、その部分だけ色が変わったりもするくらいなので、僕は結構慎重に材料を置いています。 今日は部材を接合して天板、側板、地板、帆立を作る作業。 接ぎ面もバッチリで、気持ちの良い作業をすることができました。 いつもお仕事を楽しくさせていただいているのですが、今日はまたひとつ、楽しみなことが増えました。 まだ少し先の話なのですが、しっかりと動けるように準備していきたいと思います。 今日も無事に作業を終えることができたことに、感謝いたします:) ありがとうございました。

額縁のオーダー。

今回オーダーいただいた額縁は"L版の写真が3枚飾れる額縁"です。 キッチンの棚に飾られるということで、お客様がサイズを決めて、写真と写真の間隔も決められました。 オーダーとはまさにこのことです。 奥様が料理をされるときでも、ふとご家族の写真が目に入る。。。 想像しただけで、グッときてしまいます。 毎日、家事をされていたり、お仕事をされていたり、子供と接していたり、、、とても楽しくて、ありがたい時間ですが、人はふと、"〜のために"という大切な目的を見失いことがあり、むしろ、大切なことから見失い、そして忘れてしまうようにも思えます。 そんなときに、その"大切な目的"を思い出させてくれるのが"写真"なんだと思っています。 額縁を作り始めてから、5年が経ちました。 みんなが気軽に写真を撮れるようになった今だからこそ、よりたくさんの写真を飾って欲しいという想いで、小さなサイズから、ポスターを飾るような大きなサイズまで、様々なサイズの額縁を作らせていただきました。 "気軽に"というフレーズを用いていたのは、"マット紙"を使わず、すぐに飾れるということを意味していて、写真をプリントしてもらったら、そのままぴったりサイズでかざってもらえるような額装をいつも考えていました。 もちろん、今でもそのスタイルはとっても気に入っています。 そして、今年のはじめ、様々な雑誌の撮影などでもご活躍されている砂原文さんの個展のお手伝いをさせていただいたとき、額装についてより詳しくその本質的な意味を調べてみようと思いました。 額装が作品に与える影響、マット紙の意味、アクリルの意味、緩衝材の意味などなど。 それらの

湿度100%

本日の工房の湿度は100%。 木取りをスタートさせたかったのですが、一部の材料のみの木取りをして、その他の際どい厚みの箇所はストップしました。 こればかりはどうしようもありません。 その日の"天気"は木の家具作りに、スケジュールに大きな影響を与えます。 天気を無視して工程を進めると、、、どうなるのだろう? 怖すぎてやったことがないけれど、なんとなく想像はできます。 ということで、こういう日は機械が錆びないようにメンテナンスをします。 無塗装の部分に油を塗布して、湿気から保護したり、可動部分に油を差したり、、、とても大切な作業です。 同じものを同じように作り出してくれるようなイメージがある機械ですが、メンテナンスをしっかりしてあげないと、すぐにへそを曲げてしまい、自分の意としている加工をしてくれません。 機械は大切なパートナーです。 "木のぬくもり溢れる、癒しの手仕事"にたどり着くまでに、"冷たて重く、無口で頑固な機械たち"が一生懸命動いてくれていることを、僕は伝えと、いつも思っています。

ダイニングテーブル。

ナラ材のダイニングテーブルが完成しました。 サイズは"1500 x 850 x 650"で、高さが少し低めの設定になっており、座った時には足がしっかり床について、疲れにくく、とっても使いやすいと思います。 様々な角度から撮影をしたのですが、人が入った方が大きさや臨場感出るのと、僕が個人的に家具のみの写真より、人が入った家具の写真が好みということもあり、この一枚を使います。 準備中の姿が、日常の動きとリンクしていいなと。 (撮影する際、万が一にも傷がつかないように、備品の裏にはすべてフェルトが貼ってあります。) 最近ふと気になった言葉があり、それについて考えていました。 "飽きのこないシンプルなデザイン" という言葉です。 シンプルなデザインだから飽きがこないわけではなく、ただシンプルなデザインが今流行っていて、そして シンプルなデザインの営業トークが"飽きのこない〜"が主流として使われているのだろうなと。 シンプルなものでも、飽きるときは飽きられてしまうのかもしれません。なぜなら、きっと人は、20代、30代、40代〜と環境や体の変化によって、趣味嗜好は変わり、それとともに気分的にも色々と変化するのだろうと思うからです。 シンプルに行き着く人もいれば、アンティークに行き着く人も、北欧ヴィンテージに行く人もいると思います。 高度経済成長期に子供だった僕たちは、たんさんのモノが溢れている時代を過ごし、たくさんのモノを見ることができました。そしてそれらの反動で、今は簡素でシンプルな生活を、ふと望んでいるのかもしれません。 だとしたら、他のデザインを"飽きがくる"と卑下するのではなく、今

"地震"。

今朝、大阪を中心として発生した地震。 僕も朝ちょうどテレビをつけたところで、緊急地震警報がなりました。 子供たちを布団にくるんで、その上に覆い被さり、揺れに備えました。 僕の住んでいるエリアは、少しの揺れでしたが、宮城県出身の僕にとってあの警報は、背筋が凍りつくほどの恐怖を覚えます。 僕は部屋に安全靴やヘルメット、ヘッドライトや軍手など、いざとなってもしっかり動けるような装備を常備しています。 また、揺れで落ちてくるようなものは、ほとんど置いていません。 小さな音でも、パニック時には大きな動揺に繋がるからです。 残念ながら、日本は地震大国。 自分たちでできる防災は、日頃からしっかりしておかないといけないなと、改めて気を引き締める朝となりました。 被害に大きかったエリアの方々には、一日も早く落ち着いた日常に戻りますよう、お祈り申し上げます。

"丸脚"。

昨日の父の会は、無事に終わりました。 人前に出ることがとても苦手なのに、棚製作のリーダーになったことで、テンションは少し下がり気味でしたが、こども園で生活している息子の姿をチラチラ見ることができる喜びを噛み締めて、なんとか耐え抜きました:) よく僕が仕事をする姿に接している息子は、棚を製作している僕の姿を見ても反応は普通で、ただこども園にきてくれたことがシンプルに嬉しいようでした:) 僕が嬉しかったのは"なおくんのお父さんだ!"と、それはたくさんのお友達に声をかけてもらえて、タッチをしたり、手を振ったりしてくれたことです。 それは息子がこども園でたくさんのお友達と仲良く、楽しく過ごしている証だからです。 さて、テーブルの脚の加工も大詰めで、丸脚に幕板を接合していきます。 ここで製作とは別にトラブル発生。。。 お客様へのお届け日が決まり、運送屋さんに電話したところ、いつもより日数がかかるということで、完成日を早めなければならなくなるという事態になってしまいました。 ということで、本日は残業です。。。 スケジュールミスです。 とっても悔しい。 運送屋さんとの電話もテンションが下がっていたかもしれないし、感じ悪く聞こえてしまったかもしれません。。。 ごめんなさい。 でも、それは大切な家具の仕上がりには一切関係ありません。 むしろ、こんなときこそ、レベルをあげるチャンスです。 丸脚への接合は、その前の加工からかなり神経を使います。 焦らず、落ち着いて、丁寧に。 今回もしっかりできてホッとしました。 さぁ、明日完成に向けてまた頑張ります:)

"編み込み完了"。

今日は一日、梅雨っぽい天気が続きました。 今日もコツコツと編み込みの仕上げに入っていきます。 ということで、完了しました。 比較的誰にでも編み込みやし方法ではありますが、スピードに関してはやっぱり慣れが必要ですね・・・。 ペーパーコードはとても手間がかかるけれど、座り心地がとてもいいのと、再生紙を使用しているので、いいなぁと思っています。 あと、作り手目線ですが、これだけはどうしても機械に頼ることができないので、手で編み上げたときの"さぁ、完成しましたよ。"という感覚がとても好きで気に入っています。 明日はこども園の父親参観日です。 "石川さんは電動ドリルやのこぎりなどを持って来てください。"とのこと。 コツコツ"川の掃除"をしたかったんだけど、さすがに無理でした。 参観などでこども園に行く度に、ここに表紙が見える本棚があったらいいのにぁと思う場所があります。 個人的に表紙が見える本棚は本当に子供にいいと思っているので、部材だけでも作ってあげたい。 そして、先生たちと子供達で組み立てて、好きに色を塗って完成させたらいいのになと思っています。 子供が楽しそうに、真剣に本を読んでいる姿がとても好きです。 モノクロフィルムの現像が上がって来たというご連絡をいただいたので、それもとても楽しみです:)

"編み込み"。

本日は編み込みDAY。 組み上がり、オイルを塗布したスツール、チェア、ミニスツールにペーパーコードを編み込んでいきます。 同じ作業を繰り返すことで、手が慣れてくるので、まずは縦ラインだけを編み込んでいきます。 この編み方は"カナコ編み"と呼ばれていて、比較的誰にでも綺麗に編めると言われています。 僕がこの"カナコ編み"を好んでいる理由がこの"誰にでもできる。"というところです。 編み直しが必要になったとき、"職人にお願いする"という選択肢以外に、"自分たちでやってみる"という選択肢が持てるところが素晴らしいと思っています。 木工にも様々な技術がありますが、僕はこういった"選択肢が持てる技術"が大好きです。 自分にしかできない技術は、職人としてとても誇りですし、箔がつきます。 しかし、ひとつ間違えるとただのエゴにもなりかねないのです。 シンプルな技術を、とっても丁寧に、しっかり確実にやることを大切にする。 それだけでも、十分長く使える家具になると思っています。 長く使える木の家具といっても、なんらかのメンテナンスは必ず必要になってきます。 木を限りある資源と考えて、大切にしたいという気持ちの先には、自分たちの子供の世代、孫の世代の職人たちが この家具を直すときに、直しやすいようにと考えてあげたいという気持ちにも繋がっています。 直す必要のない家具にすることも可能ですが、それにはきっと他のデメリットが付いて来てしまいます。 結局、作り手は双方の共存を追求しながら、日々精進しているのだと思います。 今日、新しいフィルムが届きました。 インスタグラムで素敵な写真を撮られている方々が使っ

"木"。

いつも作業が終わると近くの自動販売機で"上島珈琲"のミルクコーヒーを買って来て、飲みながら日記を書きます。 今日はテーブルを製作しながら、昔のことを思い出していました。 それは、東京のど真ん中で、木の家具を販売していたとき、"子供が大きくなったら、買いに来ます。"とおっしゃる方が多く、当時の僕は"そうだよな〜、傷が直せるとはいえ、気になるよな〜。"と内心では同調していたことです。 でも、今自分が家族に囲まれて、子供たちと接していて思うことは"今しか傷を付けてくれるチャンスがない!"ということです。 価格や作り手の想いなどを考えずに、思い切って使ってくれる今が、たくさんの思い出を残してくれる時期なのかもと。 木の家具のメリットは、"自分たちでも直せて、使い続けることができること"だと思います。 凹ませてしまったら、濡れた布を置いて、アイロンを当てれば治るし、傷が付いたら紙やすりでこすることもできます。 そして、どうしても治らない傷は思い出として残ります。 自分が使っているテーブルに残っている、息子が豪快に付けてくれた傷を見て、"みっともない。"と思うことはなく、そのときの情景を思い出します。 自分たちのため、家族のための家具。 10年以上考え続けて来たことに、やっと自分なりの答えを見つけることができた気がします。

"グッと"。

すっかり日が長くなり、この時間になっても工房もお店も、驚くほど明るいです。 出来上がった部材たちをグッと組み上げていきます。 スツール、ミニスツール、チェア、テーブルの天板、、、。 ふと、妻に" 今日は組みだ!って言うけれど、順番とかあるの?"と聞かれました。 工房のスペースや、クランプの本数、その後の作業の効率を考えたり、組んでいく順番も考えています。 "色々考えていて、すごいね〜"と言われたので、"僕じゃなくて、教えてくれた師匠がすごいんだよ。"と答えました。 いつも家具製作に関して、褒められると思わず出る言葉が、 "教えてくれた師匠がすごいんだよ。"・・・。です。 久しぶりにお会いしたいものですが、お忙しいと思うので自粛しています。 お会いしても、木工の話になることはほとんどなく、いつも音楽やカメラの話ばかりですが・・・。 師匠のカメラは"ライカM2"。 ライカを買う前に、お邪魔して色々教えてもらいました。 職人の師匠であり、カメラの師匠でもある方です。 ・・・なんて言っていると、いや〜な顔をされそうです:) さて、明日もしっかり頑張りたいと思います。

"continue..."

コンテニューの使い方が合っているのか、わかりませんが、今日も引き続きスツールとテーブルと椅子の製作です。 今日は息子の二者面談があるということで、妻は少し早めに帰宅。 コツコツと製作に励んでおりました。 思えば、もう年長さん。 子供の成長を見ていると、家族の関係や仕事、自分自身の技術やインテリアまで、共通して言えることかもと思うのが、"急成長"はしない。ということです。 しないというよりも、ゆっくりの方が楽しいと言える気がします。 お店作りを始めるときも、お金をかけて一気にやろうか、自分たちでコツコツやろうか迷いました。 でも、一緒に育っていきたいという気持ちから、自分たちでゆっくりやることに決めたのです。 いつも思っていること。 それは、家具が経年して愛着が湧いてくるまでの時間は、人の成長をやさしく見守る時間に通じているということ。 だから木の家具を作っているのです。 きっとこの話を妻にしたら、ブレないね〜とからかわれると思います。 さて、明日も頑張ります。

"stool etc..."

今日は雨が降る前の午前中に、家族で近くの公園へ。 昨日も夕方涼しくなってから、近くの公園へ。 半日遊んで、お仕事へ。 エンドレスで木の丸棒を作っていました。 このスツールを作っていると、いつも初心に帰ることができます。 独立してから、色々なお仕事をいただきながら、製作を続けてきました。 どんなにおいしいお話でも、自分が無駄に得をしそうなお話はお断りしてきました。 自分が無駄に得をするということは、誰かが損をしているということで、それほど家族に顔向けできないお仕事はないと思っているからです。 いまでもまったく変わず、正直な仕事がしたいと思っていますし、師匠のそういう背中も見てきたので、その恩を返すという意味でも、これからもこの姿勢は変わりません。 いつもふと、心で呟く時があります。 "正直者はバカをみている間に"運"を貯めておいて、最後にちゃんと救われる。" 急成長ではなく、コツコツと一歩一歩、歩んでいきたいと思います。

"table"...etc。

6月になり、あっという間に一週間が過ぎていました。 テーブルやチェア、スツールやチェストなどなど、木取りを済ませて、シーズニング、加工と入っています。 展示スペースはまだ"事務所"という感じで、打ち合わせや撮影をメインに動いています。 工房での作業が終わり、事務所に戻って今日の進捗や明日のスケジュールを立てていると、ふと、昔見ていた"天才少年ドギーハウザー"というアメリカのドラマを思い出しました。 そのドラマのラストはいつも、主人公がパソコンに向かって、日記を書くというシーン。 小学生だった僕は、なぜかあのシーンがとても好きで、いつも楽しみにしていたのを覚えています。 どうしても製作が忙しくなると、HPのブログからは遠ざかってしまいがちでした。 今日こそはやろう!と心に誓っても、工房から戻るとぐったり・・・。 そこで、"あのシーンのようにブログを書こう。"と思いついたのです。 全くたいしたアイディアではありませんが、思いついたらとりあえず試してみる。 そんな感じで、また新しいことに試みていきたいと思います。

©️ LØKKE furniture​      ルークファニチャー​

​・aichi ichinomiya

・pelican2255@gmail.com