ラウンドテーブルのお届け。

二日連続で三重県にお邪魔して来ました。 今年のはじめにキッチンなどを施工させていただいたIさま邸。 建具が設置されて、土間も張られて床もオイルが塗布されていて、いよいよ完成間近というところ。 アイアンレッグ、チェリー材のラウンドテーブルをお届けです。 この鉄の脚、脚と脚を繋ぐ方法に工夫が施されており、しっかりと剛性が取れているので、重い無垢天板を乗せても全く揺れません。 さらに、"反り止め"の役割も果たしてもらえるように、厚みや幅、形にも細かい寸法指定がしてあり、鍛冶屋さんとの打ち合わせの際にも、様々なアドバイスをいただきながら、最終的にはこちらの要望を聞いていただき、形にすることができました。 そのラウンドテーブルから見る"アイランドキッチン"と"壁付けキッチン"。 こちらのチェリー材での製作です。 チェリーという木が持っている木の意味は、以前にもお伝えしたように、リビングダイニングにはもちろん、キッチンにも素晴らしくマッチしていると思います。 そのキッチンの扉はすべて無垢材の"J型取手"。 ここを触り心地がよりいい無垢材にすることで、気持ちよくお料理をしていただけるのと、もちろんチェリー特有の色の経年変化も楽しんでいただけると思います。 そして、高さ2800mmの本棚もチェリー材です。 シンプルな本棚ですが、背板は無垢の羽目板になっており、縦に伸びる帆立板は厚み40mmと、その高さに見合った作りとなっています。 これからまた様々な機器の設置があるため、写真ではお伝えできない洗面やキッチンなどの詳細もありますが、本当に完成が楽しみです。 お客様はもちろんですが、今回、こうして

冬の人々

先日、三重県津市の"庭真 & GARDEN EARTH"さんで開催された"冬の人々"に参加させていただきました。 写真家の林さんのお誘いで、少し遠出の、そして雪景色の中での出店となりました。 "こんなに積もったのは三年ぶりかな。"と庭真さんも驚くほどのタイミングで、イベントのタイトルに寄り添うように積もってくれた雪。 お昼ころからは日差しも差し込み、その中で子供達が遊んでいたりと、とても美しい光景でした。 家具や額縁の製作期間中は、工房と家との往復で、他の作り手さんと接することがとても少なく、こうしたイベントなどに参加しても、なかなかお話しする時間も取れなかったりするもの。 今回は他の素敵な出店者さんとも、少しお話ができたり、子供と接する温かい姿を見ることができて、その世界観や心の豊かさにたくさんの刺激を受けることができ、今の自分の心の位置も確認することができました。 今年はじめてのイベント、多くの気づきをいただけた、実り多きイベント"冬の人々"との出会いとなりました 自分の糧にして、そして恩返しができるように頑張ります。 お誘いいただいた林さん、場所をご提供してくださった庭真 & GARDEN EARTHさん、素敵な出店者のみなさま、そして寒い中お越し下さったみなさま、本当にありがとうございました。 また、とっても嬉しい出会いや再開についても、少しずつブログで綴らせていただきます:)

メープルの額縁

L判のメープルの額縁のご注文をいただきました。 家族や子供の写真を飾りたい。というとてもシンプルで愛おしい気持ち。 額縁はストックがないとき、または木の種類によっては色の経年変化が早い木があり作り置きも控えたいものがあるので、それらも受注製作になる場合があります。 今回も、少しお時間をいただきました。 お待ちいただきまして、ありがとうございました。 最近はHPでも掲載するようになりましたが、今まではイベントに出店したときのみの販売としていました。 イベントに出店するのであれば、色々な種類の"木の小物"を準備しなくては、、、などとそれはそれは葛藤していたものです。 でも結局、"木があるからなにかを作る。"のではなく、"好きだからそれを木で作る。"という"好きからの枝分かれ"にブレることはありませんでした。 シンプルに写真が好きです。 写真を撮ったら、飾ってみて欲しい。 いつもみんなで眺めて、大切なことを思い出す時間を楽しんで欲しい。 だから、木の額縁を作り続けています。 主役は"写真に詰まったと思い出"です。 額縁はあくまで脇役。 でも、大切な思い出を包む大役を担っている額縁です。 これからも大切に作り続けていきたいと思います。

デスクユニット

昨年からお待ちいただいていました"デスクユニット"の完成です。 高さが抑えられて、空間を活かせるバランスのいいブックシェルフと、L字型のデスク天板で構成されていて、現場で組み立てとなります。 脚がノックダウン式になっているので、天板裏に幕板がありません。 大人になって、脚を組む姿勢をとるようになったとしても、快適に使っていただける仕様になっています。 ブックフェルフの高さ、幅、奥行きは、ミリ単位でご指定いただき、オーダー家具のメリットを充分に活かしてもらうことができました。 色々とわがままを言うと。。。なんて思ってくださる方もいらっしゃいますが、オーダー家具のメリットは"自分にあった、自分が欲しい家具"が作れることなので、ぜひご相談ください。 (ただ、構造的に無理があり危険が伴う家具は、誰も幸せになれない道具になってしまうので、お断りする場合もございます。) 製作日程の都合により、製作までお時間をいただきましたが、お待ちいただきましてありがとうございました。

ラウンドテーブル(type iron leg)

直径1200mmのラウンドテーブル、完成です。 焼き付け塗装のアイアンレッグとしっかりマッチするような、そして僕が見たご家族の印象に合うチェリーの木目を選びました。 今回のチェリーには"ガムスポット"と言って、自分で出した樹液を自分の成長したときの樹皮で包み込むときに出る模様が入っています。 ご家族には男の子と女の子のお子さんがいらっしゃいます。 チェリーは、その成長する姿が"元気のいいおてんばちゃん"のように例えられることがあり、ガムスポットが多いということは、生命力が強く、虫や動物たちを集めて森の成長に大きく貢献したことの証でもあります。 ご家族と、お子さんたちの健やかな日々に願いを込めて、そして、子供達が成長した後も、テーブルを見てお子さんの思い出を振り返ったりできる、、、そんな"チェリーの木目"を選びました。 お届けまであと少し。 思い切り使っていただけたら、幸いです:)

Nikon F2 & Leica M4

少しゆっくり写真を見直したり、カメラに触ったり、リラックスの時間もいただいています。 息子が産まれて来てくれたときに、父親からもらった"NIKON F2"。 いよいよ、調子が悪くなって来た気がします。 きっと普通に使っているぶんには、問題ないのだと思うのですが、正常な状態を知っているので、ちょっとした異音や引っかかりなどが、とても気になります。 "ちゃんとした状態"で使ってあげることが、父親とカメラに対しての恩返しになるのかなと思っているので、近いうちにオーバーホールに出したいなと思っています。 機械式カメラは、OHに出しても比較的安価に済むところがとても嬉しくて、ライカを買うときもM4を選んだ理由のひとつにこれが上がります。 娘が産まれて来てくれたときに購入したライカM4。 日々、手に馴染んで来てくれて、嬉しい限りです。 M2と迷っていましたが、決め手は機動力。 子供をメインに撮影する僕にとって、フィルムが切れた時に、早く巻ける、早く充填できるということはとても重要で、寄れないライカをカバーしてくれる90mm、135mmのファインダーも僕にとってはとても必要なことでした。 もうひとつ、コンタックス139Qというかわいいカメラも相棒です。 しかし、乱視の僕にっとって、コンタックスのマット式のスクリーンがどうしても苦手で、コンタックス139Qの出番が減ってしまっています。。。 OHしてもらったときに、もしかして設定がずれた?、前ピン?後ピン?と探ってしまうほど定まらず、一度妻に撮ってもらったのですが、ちゃんとピントが合っていて、・・・ショックでした。 (乱視のせいにしていますが、

オイル。

家具や額縁に塗布するオイルを変えようかなと思っています。 今までも色々と試して来て、どれも優れていて申し分ありませんでした。 しかし、最近は天井の高い製作工房で塗布することがなくなり、狭い展示スペースで、しかも妻が塗布することが多くなりました。 そこで気になるようになったのが"におい"です。 たくさんの天然塗料がありますが、その中でも匂いが気になりにくく、しかも仕上がり、艶、乾燥時間などがしっかりマッチしているものを探そうとなり、そしてたどり着いたのが"リボス"です。 程よい艶と、標準的な乾燥時間、撥水性の良さと片付けのしやすさ、そして"におい"です。 柑橘系の優しい香りで、狭い展示スペースで妻が作業していても、気になることがなくなり、マニュアル通りに少し窓をあけて換気をしておけば、スムーズに作業ができます。 後片付けの際に、食器洗い用洗剤で手を洗うと、さっとオイルを落とすことができるところが、使用している成分の純度の良さが伝わります。 さすが環境先進国ドイツ、色々考えられています。 このオイルに恥じないよう、しっかりと家具や額縁を仕上げて行きたいと思います。

藤岡さんご家族。

昨年末、素敵なご家族との出会いがありました。 ドタバタしていたので、こちらも落ち着いてから書きたいと思っていたので、今になってしまいました。 素敵な出会いとは、ご家族の素敵な日常写真を撮られている藤岡さんのご家族が、兵庫県から遊びに来てくれたことです。 何気ない日常を大切にしていることが伝わる素敵な写真を、インスタグラムで拝見してから、ふとしたきっかけで写真のこと、カメラのことなどお話しするようになっていました。 お話ししているうちに、お子さんが恐竜好きであることや、藤岡さんの奥様の出身地が、僕と同じということなど、 たくさんの共通点があることには、とても驚きました:) 藤岡さんのハッセルをお借りして、娘を追いかけていたのですが、ついつい"素"がでてしまい、"姫〜〜〜〜!"と叫びながら追いかけてしまったところ、藤岡さんも笑いながら"姫〜!"と合わせてくれたり、帰りには、娘に"投げキッス"をしてくれたりと、ご家族みなさまのユーモア溢れる姿が、とっても素敵でした。 中でもとても印象に残っているのが"握手"したときの手の感覚。 僕は手がとても大きく、細かい道具を扱う仕事をしているので、手から入ってくる情報量が多く、比較的細かいことを敏感に感じ取ります。 藤岡さんと握手したとき、驚いたのがその手の大きさと、その優しさが伝わる"力加減"。 あんなにも人柄が伝わってくる握手は、はじめてだったかもしれません。 たくさんお話しできたのですが、もっとお話ししたかったという気持ちでいっぱいです! 今度は僕たちが遊びに行きたいと思います。 遠いところ、遊びに来てくださり、本当にありがとうございました

NAOTO & ASUKA

心が落ち着いた時に、ゆっくりと書きたかったこと。 昨年末、妻の友人のあすかさん、そして新郎のなおとさんの結婚披露宴に家族でご招待いただきました。 妻が以前勤めていた会社の同僚で、いつもその仕事ぶりを耳にしており、ご結婚される前から家にも遊びにきてくれて、息子とも仲良くしてくれていました。 なおとさんとはじめてお会いしたのは、ご結婚の挨拶にと遊びに来てくれたとき。 落ち着いていて、堂々としていて、安心感に包まれたその佇まいに、同じ男性としても"憧れ"のような気持ちを抱いたのを覚えています。 その日の少し前に、あすかさんから大切な家具のご依頼をいただいていました。 それが"イージーチェア"の製作です。 なおとさんはバックパッカーとして旅をされるほど行動力のある人で、仕事にもまっすぐ励み、帰りが遅くなる日もあるそうで、結婚して二人で暮らしても、リラックスできる自分の場所をプレゼントしたい。という気持ちでのご依頼でした。 なので初対面の時、色々とお話ししながらも実は、なおとさんの座り方だったり、好みだったりをこっそりと観察させていただいていたのを覚えています:) 当初は背もたれは木で、ウィンザータイプというお話でしたが、仕事の内容や、帰宅時間、読書も好きなどなど、お話を聞かせてもらうと、背もたれもクッションにして、とことんリラックスしてもらえる仕様にした方がいいなと思うようになり、妻と相談しながら、あすかさんと一緒にデザインの詳細を詰めて、モックアップを作り、微調整を繰り返して、クッションの生地と硬さなどを決めて、いよいよ完成を迎えました。 そして、このイージーチェアのお引き渡し場

祈り。

阪神淡路大震災が起きてから、今年で24年。 明日また何が起きるかわかりません。 だからこそ、今こうして喜怒哀楽を表現できることに感謝して、親が繋いでくれたこの命を、精一杯燃やして生きて行きたいと思います。 ゆっくりと心落ち着きますよう。

I邸、キッチン施工

二日間に渡り、キッチン、洗面、ミラー、本棚などなどの施工に行ってきました。 積み込みは2tトラックロングのパワーゲート付きをレンタルして、自分で運転。 勝手が違う上に、大切な家具を積んでいるということもあり、とても緊張しました。 とはいえ、お天気にも恵まれて、積み込みから搬入、施工と比較的スムーズに行うことができたと思います。 (二人では施工することができない家具は、設計士さんと現場監督さんのお力もお借りして、、、本当に助かりました。ありがとうございます。) 写真を撮る時間はあまりなかったのですが、妻が少し撮影してくれていました。 この時期なので、作業を終える頃には真っ暗でしたが、洗面の天板を取り付けて、掃除機をかけて施工完了。 ちょうど完了したタイミングで、施主のお母様からあたたかい差し入れをいただきまして、ふたりでおいしくいただきました。ありがとうございました。 今月の末に、"アイアンレッグ"のラウンドテーブルをお届け予定で、その際にしっかりと写真を撮れたらいいなと思っています。

La Mieux

犬山市のケーキ屋さん"La Mieux"さんのカフェスペースに追加でテーブルとスツールをお届けいたしました。 テレビで"幻の名店"として紹介されたほど、おいしいケーキやお菓子を作られています。 店主の富田さんが生み出すケーキ屋お菓子は、味はもちろん、目でも楽しむことができて、同じ職人として、訪れるたびに刺激をいただいています。 作るごとに、前回よりも少しでも成長したい。。。 そんな富田さんの一言が、とても印象に残っていて、自分の製作にも影響を与えてくださっています。 La Mieuxさんは金、土、日曜日の営業となっていて、お持ち帰りはもちろん、カフェスペースでも美味しいケーキをお楽しみいただけますので、ぜひ犬山市の観光とともに、お楽しみいただけたらと思います。

2019

明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 施工予定の家具を完成させることを目標に、作業を進めていたので、昨年末のご挨拶ができませんでした。 家具は無事に完成させることができて、洗面ミラー、洗面台、トイレ収納、本棚、キッチン、壁面収納で、6/6で"1"です。 施工予定の1週間前までにすべて完成させるという目標と、帰省を控えていたので、日程はギリギリでした。 そんな中、風邪を引いてしまったり、年末恒例のイベントが盛りだくさんで、バタバタの年末、仕事納めとなりました。自分の招いた体調管理不足などなど、反省点は多々あります。 こうして自分が何かを形にするという作り手として仕事をしていると、成し遂げた!(施工するまで、そしてこれからも)などと思いがちなのですが、僕一人の力なんて、本当になんてことない。 それはやはり、家族の支えがあって成し遂げることができたということ。 打合せ、製図、仕上げをコツコツと頑張ってくれた妻の支えは絶大で、子供たちが毎日元気に寂しい思いもせずに過ごせるように一緒にいてくれた両親も、とはいえ寂しい時もあっただろうけれど、元気に過ごしてくれた子供達も、みんな本当にたくさんの心配りをしてくれました。(そして、心配りをさせてしまったことが悔しい。) 僕の人生の主役は妻と子供達。 そのために、自分も元気で過ごしたい。 自分が元気であれば、気持ちのいい、そしてよりいいお仕事ができる。 僕は自分の世界を表現するアーティスト(作家)というよりも、人の希望を叶えるクラフトマン(職人)に近い感覚です。 心地よいと感じる空間、家具を作って、人の幸せ(希望)を

©️ LØKKE furniture​      ルークファニチャー​

​・aichi ichinomiya

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