土曜、日曜とキッチンと洗面の施工に、自宅からほど近い、息子のお友達も住んでいる地域の現場へお邪魔してきました。
ペニンシュラ型のキッチンで、リビングから無垢のパネルを眺めることができます。
設計当初はこの大きなパネルをかば桜の白身を使った「突き板」で製作する予定でした。
ところが、手元に届いたかば桜の突き板が「赤身」の部分!
木目は出会いですから・・・というのは比較的簡単なことです。
ただ、こうして出会った方々の家具やキッチンなどを製作させていただく中で、なんとか良いものを。と今できる全力を当たり前に発揮したいと思っています。
設計士さん、お施主様と相談して、無垢材に変更したいとご提案させていただきました。
急なご提案にもかかわらず、ご承諾いただきまして、本当にありがとうございました◎
木材屋さんに連絡を取ると、たまたま「長尺のかば桜がある!」と取り置きをしてくださり、製作に必要枚数をギリギリで選ぶことができて、加工しながら「これが出会いということなんだろうな」と思っていました。
かば桜は「3層の木」。
赤身、白身、そして白太。
かば桜をよく使用する職人さんは、この赤身と白身の差を活かして「元気なかば桜」を表現するらしいのです。
木の世界は本当に深いです。
色々な表現方法、木の活かし方があるので、これが本当に難しく、そして楽しいのですね。
木目、木の色などを整えること、2500×980のパネルを現場で接ぎ合わせるという作業も、本当に難儀でしたが、この大きなパネルを無垢材にしたことによって、とても存在感のあるキッチンになりました。
写真はまた後ほど撮影させていただけたら、お届けします!
今日は本当に久しぶりの1日お休み、、、と思っていたのですが、何かと動いてしまいます。
2月もご安全に頑張ります。
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