キッチンの収納は大切。

先月末、雨がシトシト降る中、キッチン収納の「バックキャビネット」と「ウォールキャビネット」、そして「カップボード」をお届けしてきました。


車から降ろすのに一苦労したものの、お客様が搬入経路をしっかりと確保してくれていたおかげと、エレベーターの奥行きがしっかりあったおかげで、雨の影響も少なく、スムーズに搬入、作業を進めることができました。



ウォールキャビネットの扉はナラ材の"ハシバミ"のフラット扉。

部屋は二つに分かれていて、それぞれに3枚の棚板があり、細かい収納もできるようになっています。

取手は真鍮のつまみを使って、木とともに経年の変化を楽しんでもらえるように。



そして「バックキャビネット」。

天板はメンテナンスを優先して「メラミン化粧板」を使用。

「見付け」に扉や「ウォールキャビネット」と同じ、ナラの無垢材を貼り付けて、柔らかい印象の「R」加工が施してあります。



向かって右側はトレータイプの抽斗になっており、中央は「grass」のレールで、たくさん収納してもストレスのない使い心地になっています。



収納力はもちろん、キッチンで作業をするときも、リビングダイニングから眺めるときも、家具と生活が自然と繋がっているように、そして、ずっと繋がっていられるように心がけることができたと思います。




最後に奥行きが270mmのコンパクトな「カップボード」。

普段からよく使う食器や、飾っておきたい食器をここに収納。



天板の「R」加工はキャビネットと同じくしながらも、”引き戸”をスムーズに開けることができるように長めの木の取手を使用しています。


打ち合わせのために、遠くから何度も足を運んでくださり、サイズや抽斗の仕様、面取りのディテールなどを詰めていくことができました。

そんな熱意には全力を持ってお応えしたくなるのは必然で、特注の刃物を一から製作して、デザインに反映させていただきました。



お部屋のインテリアや床などとの相性もよく、とても気に入っていただけてホッとしました。

これからたくさん使っていただき、より一層生活に馴染んでいかれると思います。


僕たちが考えている家具の大切な目的のひとつに「家族のためのインテリア」というキーワードがあります。

お客様が直接触れることが少ない場所の家具、見えにくい家具などには「まぁ、これでいいか。」となりがちな場合があります。


しかし、家具やインテリアというものは「自分たちのために揃えていくもの」が原点なのかなという気持ちがあります。

たくさんの目的が存在すると思いますが、その中でも原点として大切にしたいキーワードであり、今回の打ち合わせの中でも、そういった感覚を感じることができて、とても心地よい時間を過ごさせていただきました。


打ち合わせから、製作にお時間をいただき、また搬入や取り付け作業まで、ありがとうございました。

またこれからも家具との時間を見守っていけたらと思っております。





©️ LØKKE furniture​      ルークファニチャー​

​・aichi ichinomiya

・pelican2255@gmail.com