今回ご依頼いただいているテレビボードは留め加工。
カットした後は、仮組をして精度を確かめます。
置いた状態でもピタッとおさまり、とてもいい感じです。
ひとまずホッとしたとことで、コーヒーをブレイクをしながら、カメラを持ち出します。
その後は、鉋をかけて、磨いて、本組み進んでいきます。
微調整を行いながら、クランプで組み終えてると、なんだか赤の持ち手が可愛くて。
神経を使う作業のあとに、こんな風景を目にするとホッとします。
テレビボードの脚の加工。
角材から八角形にして、旋盤でひとつひとつ手加工で丸く、そして絞っていく。
普段からスツールやテーブルの丸棒加工もしているけれど、こういう長さの加工はとても新鮮。
最後は扉の一回目の接ぎ合わせ。
短い板の接ぎ面は、長い板に比べて、接ぎ面を造るのが難しいとされているので、さらに慎重になります。
ああでもない、こうでもない!と言われていた修行時代を思い出しながら、今回も接ぎ面はしっかりできたので、スムーズに作業を進めることができました。
連日、夜遅くまでの作業が続いているけれど、とても心地よい気持ちで製作に臨むことができています。
これもお客様が温かく見守って下さっているおかげです。
それにしっかり応えたいと思っているので、最後までしっかりと気を引き締めて臨みたいと思います。
ちらっと工房に現れた息子の工作。
娘を上手に楽しませてくれる本当にやさしいお兄ちゃん。
明日はそんな息子の誕生日。
僕はしっかりやることをやってから、お祝いに駆け付けます。
大好きな息子の笑顔は最高の癒しです。
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