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額縁を作ること。


自分で家具を作り始めるようになってから、ずっと作り続けている額縁。

先日、仕上げを終えて"tabletalk"さんへのお届けが完了しました。

いつもお待ちいただきまして、ありがとうございます。

僕は写真を撮ることがとても好きで、家の中ではいつも父からもらったカメラを持ち歩いています。

そして撮るだけではなく"飾る"ということをとても大切にしています。

飾る理由はとてもシンプルで家族写真が好きだからです:)

あとは"大切なことを思い出すきっかけ"になり、忙しさの中で忘れがちな"何のために仕事をするのか"という大切なことも思い出すことができるからです。

"インテリアの根本は自分や家族のため"と考えていた僕にとって、やはり自分や家族が笑顔(健康)であればこそ、人のインテリアを親身になって考えることができる心が持てて、バタバタした気持ちの中で考える空間よりも、さらにいい空間を提案することができるのではないかと、いつも思っているからです。

なので、僕は"インテリアに携わっている仕事をしている人"としてまずは"家族の幸せを大切にしよう"と心がけて、仕事をさせていただいています。

家族の幸せを大切にというのは、決して自分勝手に仕事をするということではなく、スケジュールの管理をしっかりするとか、技術を磨くとか、新しい機械を検討するとか、仕事をしっかりして、家族との時間もしっかり楽しめるようにできる限りの努力と工夫をするということです。

日本の美学、感覚から少しズレているかもしれないのですが、いつもこんな考え方のルークを見守ってくれながら、お仕事を共にしてくれる方々には、本当に感謝しております。

家具やインテリアを通して、変わった考え方の職人がこんなこと言ってたっけなぁくらいに、ふと思い出せてもらえて、身近な人や環境に感謝する時間が増えたり、そこからまた素敵な心の余裕が広がったりするといいなぁと思っています。(なので、デンマークの言葉で"LØKKE(ルーク)=輪っか"という屋号なのです。)


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