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"展示スペースの打ち合わせ"。


来年新たに設けることになった展示スペースの打ち合わせ中の"棟梁"と"妻"。

壁を建てて、窓を設けてなどなど、以前から仕事のお付き合いがあったこともあり、スムーズに進んでおりました。

一ヶ月健診も終わり、久しぶりにこうした妻の姿はとても新鮮。

聞くだけではなく、様々な視点から提案までしてくれる棟梁。

僕は娘の様子を見ながら、打ち合わせを見守り、そして、ちょくちょく口を出します。

職人としても勉強になりますし、お客さんとしての立場から見てもとても助かります。

提案もさることながら、僕が目を見張るのは棟梁の細かい気遣いです。

打ち合わせのときは、常に綺麗な服に着替えてきて、靴も履き替えて、髪も乱れることなく、ピシッとして。

これだけ長く大工という仕事をしているのに、、、なのか、これだけ長く大工という仕事をしているからこそ、、、なのか。

現場仕事、職人という肩書きに様々な印象を持つと思いますが、棟梁からは自分がどうしたいのか、どうありたいのかというポリシーを感じます。

そんな"頑な"な一面もありながら、妻がふと立ち上がって採寸など動こうとすると、体調を気遣ってくれて動いてくれたり、声をかけてくれたりと、やさしい面もいつも目を見張ります。

技術、デザイン、素材、価格、納期などなど、刺激を受ける項目は様々ですが、やっぱり一番刺激的なのは"人"だなっと思わせてくれる人です。


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