ウォールナットのドレッサーを製作させていただきました。
昨年の夏、メープル材でドレッサーを製作させていただいた方の妹さんのドレッサーです。
今回は、木の種類以外にも、真鍮の"取手"を"つまみ"に変えたり、ミラーの仕様が観音扉タイプの"半三面"になったりと少し異なります。
本体のサイズはもちろん、お使いになっている化粧品のサイズに合わせて、引き出しの数や深さ、サイズも合わせて製作しており、"中引き出し"にはティッシュを収納して、天板面はすっきりとさせることができます。
身支度が整った後は、よし!という気持ちと共に、鏡を閉じて1日をスタートしてもらえたらと思います。
ご依頼いただいたきっかけは"ご結婚"です。
慣れ親しんだ場所から、少し離れた場所へ。
ドレッサーは女性の気持ちが整えるという、大切な家具です。
お化粧をしたり、髪の毛をセットしたり、お気に入りのアクセサリーを並べたり、洋服を選んだり・・・。
女性の気持ちが整うきっかけは様々あると思いますが、奥さんの気持ちが整っていることは、旦那さんにとっても
とてもホッとして、嬉しいことだと思います。
僕はいつも家具を製作しながら、色々考えるのですが、ドレッサーは家庭円満のための重要な要素なのでは、と思うようになりました。
(またまた大袈裟ですが・・・。)
お二人のお互いを思いやる気持ちが、本当に温かくて、人柄も素敵なんです。
入籍されてから、わざわざ会いに来てくださり、旦那さんとはそのときが初対面だったのですが、とても話しやすくやさしく落ち着いた雰囲気の方でした。
お届け後、一緒に21世紀美術館を巡り、たくさん一緒に遊べることが、とっても嬉しい息子。
僕の言葉よりも、子供の笑顔の方が説得力がありますね。
息子が楽しんでいたということは、僕らも楽しかったということで、本当にありがたい時間をいただきました。
また会える日を楽しみにしております:) 今度はキャンプとか、BBQとか、ご一緒したいです!
ありがとうございました:)