今回製作させていただいたのは、直球勝負のダイニングテーブル。
天板も脚も角で、テーブルという道具の原点とも言える形です。
しかし、ご注文の際にスヴェイルファニチャーの三宅さんから一言。
"お子様がいらっしゃるので、面取りを少しだけやさしくお願いします。"と・・・。
お客様とお話しされていて、ふと気がついた点をお伝えしてくれます。
僕たちは"日本人にあった家具"を作っているのではありません。
"その人、その家族にあった家具"を作っているのです。
オーダー家具はきっとどんなことでも反映できます。
同じようなデザインでも、その人、その家族にちょうどいい大きさ、高さ、ディテールがあります。
同じような木でも、一つ一つ表情は違い、色も違い、その人、その家族に合うかな、、、と想像して木取りをして製作していきます。
パッと見のデザインや素材にはもちろん、それ以外にもたくさんの想いが秘かに込められています。