冷え込む研ぎ場にお湯を持ち込んで、鉋の刃を研ぎます。
「砥ぎ10年」なんて言われていた訓練校時代に、師匠に相談していたら「10年?半年でどうにかしろ!」と言われたのを覚えています。。。笑
でも、その半年でどうにかできる方法を教えてくれるところが、優しい人だなと思っていたことも思い出します。
今回は小鉋で少し荒削りをしてから、「寸八」で一気に平面を出していきます。
手が温まってグリップが効くようになるまでは、手袋をつけるようになりました。。。(歳で手が乾燥してるだけです。)
裏表の「水打ち」から「鉋がけ」を終えて、最後にペーパーで仕上げていきます。
そして1800mmの長さにカットして、面取りをすれば天板はひとまず形が見えてきます。
脚のクランプも外して、チリをとる作業にかかります、、、といってもほとんどないので、鉋でさらってこちらもペーパーで仕上げていきます。
今回ご依頼いただいたテーブルの奥行きが1000mmと少し広めなので、そのバランスに合わせて二本の縦脚の間隔も調整しています。
実際に僕の家でも奥行きが1000mmのシェーカーテーブルを使っていて、その脚には展示のテーブル(奥行き900mm)の幅のままで作りました。
しかし、毎日見ていてもう少し広い方がいいかもね、と妻と話すことがあったので、今回ご依頼ただいた時に、ご提案させていただきました。
僕も妻も、もう完成が楽しみです:)
あと少し、大きな天板の移動でぎっくり腰にならないように、しっかり集中して臨みたいと思います。
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