「ローソファ」

今回、無事に完成を迎えてお届けしたのは、楢材で製作させていただいた「ローソファ」。


ご新築されてからお使いいただいている「シェーカースタイルのテーブル」と「リビングボード」と同じタイミングでご依頼いただきました。



いつも椅子の張り座をお願いしている職人さんは、ソファの張り替えや製作も行なっているので、今回も色々と相談に乗っていただき「座り心地」「耐久性」、そして「ローソファ」という特徴にあった「クッションの硬さ」を、細かくアドバイスしていただき、微調整にもお付き合いいただきました。



ローソファをご希望された理由は、一段低くなっている「キッズスペース」から「リビングスペース」を眺めた時に、圧迫感が軽減できるように。

僕たちからは「脚タイプ」と「台輪タイプ」の2種類のデザインをご提案させていただき、今回は「高さをより抑えることができる」台輪タイプのデザインをお選びいただいたという経緯です。



ローソファの特徴である「高さが低い」ことによって、こどもたちが集まりやすい場所になると思い、木のフレームは「R加工」を中心としたデザインに。

ただ、丸々しすぎて"眠たいデザイン"にならないように、厚みや太さなどを慎重に決めて、締まるところを締めてと、バランスを調整していきました。



耐久性はもちろん、メインとなる座ったり、横になったりしたときの「心地よさ」、「立ち上がりやすさ」も大切になってくるソファなので、クッションの硬さは「背クッション」と「座クッション」ともに少し張りのあるウレタンが最後に加わっています。


その一枚で起き上がりやすく、立ち上がりやすく、そして耐久性もあがるという仕組みです。


「床に座ってソファを背もたれにする」という、「座の文化」からくる日本独特の使い方にも対応できるようにも、ウレタンを組んでいます。



今回のクッション生地は「ウォッシャブル」タイプなので、カバーリング仕様になっています。


背クッションの両サイドは、本来”ファスナー”が見えてしまうのですが、職人さんに無理を言って、サイドからは見えない仕様にしてもらっています。

そして、ファスナーを閉めた時の位置ももちろん「内側」に収まるように。


ウレタンの層を包み込んでいる中の布地は、生地を洗っている間もそのまま使っていただける生地になっていて、これはお願いしていなかったことなのですが、職人さんたちが作りながら気にかけてくださった心配りでございます。



こうして詳細を紹介していくと「作り手たち、色々と頑張りました!」と聞こえてしまうのですが、僕たちは一生懸命に「家族の幸せ」や「こどもたちが笑顔になる空間」を想うお二人の願いを形にしただけなのです。


お客様がいつも一番頑張って下さっています◎


一人掛けの「イージーチェア」の製作はさせていただいたことがありますが、「ソファ」の製作は今回が初めてだったので、私たちを信頼してくださったことがとても嬉しかったです。


気合いが入り過ぎて、製作にお時間をいただきましたが、それも温かく見守って下さり、感謝の気持ちでいっぱいでございます。。。


お届けの際は、リビングボードに続き、ソファもお手伝いいただいて、息子くんもとても頼もしく、扉を開けてくれたり、案内してくれたり、本当にありがとうございました。


娘さんの最後の「ありがとう~。」の声がまだ耳に残っています◎


メンテナンスも含めて、今後ともよろしくお願いいたします。


ありがとうございました◎