大きな節を、バランスよく活かすことができたと思っている天板がいよいよ仕上がります。
ただでさえ硬い楢材ですが、さらに節の周りは繊維が硬く、とても新鮮な鉋がけの時間でした◎
表側の節は、普段使いでストレスがかからないように、透明の樹脂で表面を保護して、平らに仕上げています◎
その加工とは反対に、裏側の節には"手触り"や"雰囲気"をそのまま楽しんでもらえるように、割れにくくする加工を施して、あとはそのままに残しています。
このテーブルは「土間」に置かれて、小上がりになっている床が、そのままベンチとして使われるので、出入りの時に角がストレスにならないように、今回の天板の角は「R加工」が施してあります。
あとは、お子様がいらっしゃるので、「R加工」は本当に安心してお使いいただけます◎
ご依頼いただいたときに、「ご参考までに・・・!」と"ご家族の人数"、"生活スタイル"、"間取り"などなどを、メールでご連絡いただけたときは、とても嬉しくて、そのいただいた情報をもとに、妻とディテールを話し合っていったことを覚えています。
「シェーカースタイル」という"決まり"や"伝統"を大切にしつつも、家族構成や間取り、生活スタイルに合わせていくことは、もっともっと大切にしています。
オリジナルで製作している真鍮のボルトで「組み立て式」となります。
そんな「フットワークの軽い脚」も、いよいよオイルを塗布して完成を迎えます。
お届け先は「和歌山県」。
明日は写真撮影をして、大切に梱包していきます。
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