本体が組み上がり、仕上げの磨きを施して、オイルを塗布しました。
そして今日からいよいよ「ペーパーコードの編み込み」です。
スツールやハーフアームチェアの編み込みとは別格に時間を要する行程となる、このベンチの編み込み!
順番を間違えないように集中して、締め込みも調整しながらリズムを大切にして一気に編み込みます。
このペーパーコードの編み方はたくさんあり、釘を使って裏を編まずに、時短と材料を削減するという方法も多く取られています。
ヴィンテージチェアの編み直しをご依頼されたときに、色々と勉強しましたが、本当に素晴らしい工夫だなと感嘆していました。
ただ、僕は釘を使わずに表も裏もすべて編んでいく方法を選んでいます。
「座枠に釘を打つ」ということに、なんとなく、なんとなくですが、気が引けるというのがその理由です。
ということで、今日もしっかり集中して、コツコツ頑張りたいと思います!
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