神奈川県S様邸へ。


"無垢のバックキャビネット"、"飾り棚"、そして"藤の抽斗"を、サザンビーチが目の前に広がる神奈川県藤沢市へ施工にお伺いいたしました。



まずは下のバックキャビネットの施工からスタート。

壁のコンセントは工務店様にあらかじめ、上に移動してもらっていたのですが、「家電を移動したらもうひとつありました!」とメールをいただき、バックキャビネットの施工前に、壁をカットして、同じ高さに移動してからの作業となりました。


こういった突然のご連絡でも「勉強させていただける!」という方向にしか頭が働かない(笑)ので、とてもありがたい経験をさせていただきました。



無垢の楢材の天板と鏡板のバックキャビネットの施工が終わったあと、奥さまの「やっぱり迫力が違いますね!」とご主人さまの「超いいね!」と喜んでくださったお二人の目元がとても印象に残っています◎


そして、壁の「兼(直角)」の具合が素晴らしく、天板を鉋で調整することなくピタッと取り付けることができたことも印象的で、現場監督さん、職人さん、建築士さんの連携、関係性が垣間見える温かい家だなと、肌で感じておりました。



続いて「吊り戸棚」と「無垢の棚板」の施工に移ります。

バックキャビネットに定規を置いて、安定した状態を維持して、壁に打ち付けていきます。

下地の有無もあらかじめお知らせいただいていたので、スムーズに作業を進めることができました。


「藤の引き戸」には様々な工夫が必要で、細かい設定を図面で調整しての製作は、ドキドキとワクワクな時間の連続でした。


バックキャビネットの真鍮の取手と統一して「真鍮の棚受け」で施工した「無垢の棚板」には、ご主人さまのコーヒーグッズが飾られるそうで、お話を聞いただけで素敵なディスプレイが想像できました。



そして最後に「藤の引き出し」です。

もともと壁に施工されていた可動棚スペースに、藤の鏡板の引き出しを施工して、より活用できる収納スペースにしたいとご希望でした。


レールをスムーズに引き出せるように、スペースにある数ミリの誤差をパッキンで調整しながら、レールを取り付けていきます。



レールと本体を施工した後は、隙間が均等になるように調整しながら、鏡板をひとつひとつ取り付けていきます。


既存のスペースにこういった引き出しを取り付けるのは、なかなかスムーズに行くことがないのですが、お忙しい中、事前に細かい採寸をしてくださったS様のおかげで、スムーズかつ正確に施工できました。本当にありがとうございました◎



HPでルークを見つけてくださり、メールとパースでのやり取りを経て、「とくに急ぎではありませんので。」というお言葉に甘えさせていただきながら、製作、お届けまで温かく見守ってくださって・・・一体どんな方なんだろうと、到着までの4時間半の道中、ドキドキワクワクでいっぱいでした。


目元だけでそのお人柄が伝わるS様。

しっかりと施工時間をいただいたあとにも関わらず、「せっかくだから!」とサザンビーチまでの道を教えてくださったり、施工中も色々とお気遣いいただき、「人のやさしさ」に強く心を動かされる出会いとなりました。


「家」はもちろん、「インテリア」も「エクステリア」も人との繋がりがあり、「みんなで作り上げて行くモノゴト」という感覚があり、とても大切にしています。


S様のあのお人柄が様々な素敵な「ヒト、モノ、コト」を引き寄せて、あの温かい空間ができていて、これからもさらに素敵なお住まいになっていくのだなと思いました。


これからももっと、そんな方々にふさわしい家具屋になれるように、そして恩返しができるように、まだまだ精進していこうと思います。


「お引越ししてから1年記念日」の施工となったことも、とても嬉しかったです。

メンテナンスも含めまして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



「海なし県」に住み、今年に入ってずっと工房での製作と施工に集中していた僕らにとって、無限に広がるあの砂浜と海は格別でした。ありがとうございました◎