犬山市に仏師として工房を構える辻さん。
奥さんが彩色師としてサポートされており、"千成ひょうたん"に"マトリョーシカ"の柄を絵付けしていく"マトリョータン"を製作しています。
昨年、僕の畑で"千成ひょうたん"の栽培をお手伝いさせていただき、そのお礼にと"絵付け教室"を開催してくださいました。
こちらは本家本元のマトリョータン。
やさしく、かわいい。
そして美しい。
こちらが僕の子。
"3次元曲面"に・・・"筆"。
む、むずかしい。頭に?マークがどれだけ浮かんだことか:)
辻さんにサポートしてもらいまくりながら、完成までこぎつけました。
僕が手がけた子はもちろん、辻さんのマトリョータンにもすごく愛着が湧きます。
それはきっと"背景"を知っているから。
どんな人が、どんな道具で、どんな技術をつかって向き合っているのか。
美術史を勉強しているかのようです。
その人を知る事で、見えかたがドンドン変わって来ます。
だから、大切にしたくあるわけです。
直感も大切ですが、僕は今、背景を大切にしたい。
似顔絵や、動物、キャラクターなども絵付けしてくださいます。
ぜひご覧いただきたい:) "マトリョータン"