new chair

今回製作させていただいたダイニングチェアは、アームと背もたれに体を預けて家族や友人、そして自分一人の時間もゆったりと楽しむことができる"肘置きスタイル"の"アームチェア"。


背もたれ(笠木)は"削り出し"という工法で、背当たりのよいカーブを形にして、さらに心地よいと感じてもらえる感覚にひたってもらえるよう、「背中との設置面が増える背もたれの高さ」になるよう工夫しています。



座面の傾斜も程よく取っており、座ってからゆっくりと背もたれまで導いてくれます。

長時間座っていても疲れにくいペーパーコードの座面は、月日が経ち自身の体の変化にも対応してくれて、まさに「マイチェア」として寄り添ってくれます。

(もちろん、後々の張替えて新鮮な気持ちでお使いいただくこともできます。)



今回は、「家事をするにも動きやすく、子どもと向き合いやすい椅子」ということと、「座面の高さが自分に合った椅子がほしい」というポイントでご依頼いただきました。


そのお話を聞いた時は、道具に合わせて生活するのではなく、ご自身たちが大切にしたい生活スタイルをしっかり見つめられていることが、ヒシヒシと伝わってきたのを覚えています。


そして奥様は3cm、旦那様は1cm、脚をカットして「かかと」がしっかりと床に着くようにオーダーいただきました。

(このSHに合うように、テーブルの高さは69cmで製作しております。)



私たちが、ずっとあたためていたアームチェアの図面がありました。


そのアームチェアに、アームや背もたれの形状を改善して、お客様のご要望をしっかり汲み取って、女性目線の優しさや実用性も加味して図面に落とし込んでくれた妻にも感謝の気持ちでいっぱいです。


この椅子を作りながら感じていたは、今日に至るまでの間に、製作に必要な技術や想像力が自然と身につき、加工に必要な刃物や機械もコツコツと揃っていって、このタイミングを運命のように迎えることが出来たのかもしれない・・・と言うことです。



ご家族の理想の生活スタイルのご要望をしっかりとお伝えくださり、私たちを信頼してくださったお客様に心より感謝いたします。


奥様にも旦那様にも気に入っていただけて、そして娘さんにも「いい感じ!」と言っていただけて、とても嬉しかったです。

製作の期間、あたたかく見守っていただき、ありがとうございました。


急がず、焦らず、逸らず。

落ち着いて、冷静に、淡々と、そして黙々と。


これからも地に足をつけて、製作に励んでいきたいと思います。


「楢材のアームチェア(type middle arm)」


©️ LØKKE furniture​      ルークファニチャー​

​・aichi ichinomiya

・pelican2255@gmail.com