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「ウォールナット材のシェーカーテーブル」

今回ご依頼いただきましたのは「シェーカースタイル」の「ダイニングテーブル」で、木の種類は「ウォールナット材」をお選びいただきました。


サイズは「2400mm x 1000mm x 720mm」と大きく、6人でお使いいただいても、ゆっくりと快適な時間を過ごしていただけるサイズです。



「こどもたちはもう大きくて、何も心配することはありませんので「角っ」とお願いします!」とご相談いただきましたので、潔くストレートとすべて角面でご提案させていただきました。


脚の感覚も調整して、ガッチリと安心感をプラスしての製作です。



サイズにふさわしく、天板の厚みは「45mm」と分厚く、その重さ、存在感を支える脚も「60角」としっかりした太さで整えました。


「ウォールナット材」は北米のクルミの木。

日本で家具に使われるクルミの木といったら「オニグルミ」が有名で、木の色こそ違いますが、クルミ科の木目がとても美しくて、様々な空間に溶け込みます。


ウォールナット材はこの濃い色と存在感とは裏腹にとても優しい一面を持っていて、「山で迷ったらクルミの木を探せ」と言われていて水辺に導いてくれると言います。

(僕が登山をしながら山師さんに教えていただいたことです。)


僕はこのクルミの木が、ご家族に「潤い」を与えてくれて、またそれぞれが思い浮かべる「幸せの形」に導いてくれる木であると信じています。



子どもたちが小さい時とはまた違った会話や思い出が、これからもたくさんこのテーブルを囲んで増えて行くことを、心から願っております。


今回は「組み立て」を"家族で行いたい!"というお話もいただきました。

とっても重いので、気をつけて組み立てていただけたらと思います◎


「お手入れ」することによって、家具に愛着が湧くとはよくお話ししますが、「組み立て」も同じく、新たなスタートを切るには素晴らしい機会になるのかもしれませんね◎


お待ちいただきまして、ありがとうざいました。

素敵な年末をお過ごしくださいませ。



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