「家が教えてくれること」でお世話になって以来、ずっとお取り扱いいただいている小池さんと小川さんご夫婦からご依頼いただきました「ブックスタンド」と「フォトフレーム」をお届けしました。
繊細な線のウォールナットをどう組み立てるか、、、色々と試行錯誤が続いておりました。
今は、組んだ後に木釘を打ち込んで、この構造を確立しています。
ウォールナットとの相性もいい「真鍮のネジ」を使用して、可動部分にもアクセントとして楽しんでいただけます。
木とともに、真鍮も経年で色が変化していくので、年月をともにしてくれる道具として、とても愛着が湧くと思います。
木の動きで、ネジがゆるくなることもあるでしょう。
そのときは、ネジを少し締め直してあげてください。
メンテナンスも大切な道具とのコミュニケーションです。
様々な道具が便利でメンテナンスフリーなモノが増えてきていますが、僕は人も道具も、完璧を求めるのではなく、メンテナンスをしながら少しずつ絆が深まって行くような、対話が大切だと思っております。
繊細な作業はとても集中力を使うので、製作する個数はいつも「心を込めることができる数だけ」。
「ノルマ」では決してありませんし、「手作りで量産」もあまり好みではありません。
小池さんと小川さんのブログ「table talk」に訪れるお二人のファンのため、本が大好きな方にお届けするために丁寧に製作しております。
こちらの商品は、お二人のHPからご購入いただけますので、ぜひご覧ください。
お楽しみくださいませ:)
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