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"日曜大工"。


たった一週間で、ポカポカ陽気の日が増えたように感じています。

桜もほぼ満開になり、近所の小学校でも入学式が行われていたりと、新年度の爽やかな空気を感じています。

息子も進級して、年中さんになりました。

僕自身、幼稚園の頃からの色々な記憶が鮮明に残っているので、きっと息子も今の風景や、僕たちとの会話などを記憶していくことでしょう。

年中さんになり、おもちゃや洋服の片付けを自分でできるようになってきて、息子が少し自分の収納を楽しむ姿や、ついには形をリクエストしてくるようにもなりました。

そんな細かいところまで?と思うようなことまでリクエストしてくるので、思わず驚きの表情で妻を見ると"自分の息子でしょ?"と、遺伝であることを悟らされました。

自分のこととして振り返って見ても、同じようなことが言えます。

この"インテリアが好き。"とか"家具を作りたい。"という気持ちの原点が、どこから来るのだろうかと記憶を辿ると、幼い時の"父の姿"からくるものだとわかりました。

僕の父は、子供の成長に合わせて、家族の習慣の変化に合わせて、お休みの日を利用しては、家中の家具を作っていて、今でも実家に帰ると、ウッドデッキや神輿など、何かしら作ったものを見かけるほど、作る姿を見せてくれていました。

このおかげで"家族のためのインテリア"とか"日曜大工"という言葉、行動が自然と好きになり、今に至るのだと思うのです。

これから息子が何を感じながら、どういうことを記憶していくのかは僕ら次第ですが、奇跡的に繋がっているとしか思えないこの"時間の繋がり"を、これからも大切にしていこうと思っています。


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