3人掛けのソファの模型を製作しました。
模型を作ると全体の雰囲気がわかるのはもちろん、木をどれだけ使うのか、構造的に問題はないかなどなど、いい点悪い点含めて色々見えてきます。
家の間取りを考えて、ダイニングとリビングはどのくらい離れているのか、ダイニングの椅子はアームがあるのか、ソファでは横になることが多いのか、ちゃんと座ることが多いのか、天井の高さはどのくらいなのか、ご家族の人数は何人なのか、お子さんがいて跳ねたりするのか、玄関やキッチン、ダイニングからはどのように見えるのか、背中は見えるのかなどなど・・・。
建築士さんと施主さんが一生懸命考えた空間にはちゃんと今までの習慣を活かしながら、そしてこれから理想とする習慣を作り上げるための"役割"がありますので、しっかりとその習慣をサポートできるような形にしていけたらと思っています。
素晴らしい案がパッと浮かぶわけではなく、絞り出して、相談して、楽しんで形にしていきます。
今回製作した模型は2種類。
この模型撮影後、妻との家具化会議がはじまりまして、細かい点を詰めていき、何点か修正を重ねております。
女性目線、主婦目線、母親目線、住宅デザイン目線、インテリアコーディネーター目線と様々な視点からの指摘は
グーの音も出なくなる時があります・・・。
でも、こうして一緒に家具のこと、空間のことを考えることができる"日々"と"時間"が、とても幸せです。
梅雨らしい天気が続き、作業に影響がでてきていますが、しっかりと落ち着いて頑張ります。