top of page

エッグドロップコンテスト


先日、宇宙少年団が主催する"エッグドロップコンテスト"に息子が参加してきました。

僕は仕事だったのですが、妻と娘と義母が付き添ってくれて、息子の製作を見守ってくてたそうです。

前日からどんな形にしようか、どんな素材を使おうかなどなど妻と一緒に考えては、自分で素材を研究していたようで、当日の朝もブツブツ設計の詳細をつぶやきながら、身支度を整えていました。

3階から落として、的からの距離と卵が割れていないかを競うコンテストなので、順位がつきます。

僕が工房で作業を進めていると、妻から結果が動画ともに送られてきました。

結果は、的から10cm、卵も無事で見事に優勝!

日頃から"ゆっくり丁寧に、自分で考えて、道具は正しく使ってね。"と言われているせいか、製作時間はギリギリまでかかったようですが、小学生のお兄ちゃんたちからもたくさん刺激をもらいながら、よく頑張っていたようです。

賞状をもらったことと、次の日の新聞の朝刊にも記事が掲載されたことが、本人もとても嬉しそうで、早速息子の飾り棚スペースに飾りました。

僕が、妻から送られてきた動画を見て、一番印象に残っていること。

それは、小学生のお兄ちゃんたちが息子の実験が終わった後の計測時に"すげー!近い!"、"卵も割れてないんじゃない!"、"優勝はいただきだね!"、他人の結果に興奮している姿。

自分の結果や、年下に負けてしまったこととかは関係なしに、まず目の前で起きたすごいことに夢中になっていて、同じ研究を楽しむ仲間として、その結果を認めることができるということに、とても感動しました。

中には2週間前から素材やかたち形の研究をしていた子もいたそうで、きっと内心は悔しかったのかもしれませんが、作っているときもですが、その後の表彰式まで、息子ととても仲良くしてくれたそうです。

ベクトルが夢中に対して一直線に向いている。

息子にもそんなかっこいいお兄ちゃんたちの姿をしっかり見て学んで、結果以上に大切な心を育んでもらえたらと思います。


bottom of page