kids chair

ずっと製作しようと温めていた、背もたれ付きの"キッズチェア"。
お客様に背中を押していただく形で、いよいよ完成いたしました。

自分の椅子として持ち運べるのだろうか。

安全性を加味した作りにできるのだろうか。

安全性を維持したまま「素敵」に作ることができるのだろうか。

子供椅子を作ると、どうしても「安全性」が最優先にされて、脚は太く、ハの字に開いて、座面は汚れないように板座にしてと、「線」は太くなり、「見た目」が重くなります。

すると、椅子自体も重くなり、板座なので痛くて座らなくなり、そして限定的な道具なので、太さが残る椅子はインテリアに合わないと出番がどんどん減っていく・・・。

果たしてそういった道具のイメージから抜け出すことができるのだろうかと、ずっと迷っていました。


しかし、自分の子供が大きくなるにつれて、色々と考えがまとまってくるようなり、「子供とコミュニケーションがとれる道具」にすればいいと思うようになりました。

箸を正しく持てるようにとこどもに何度も伝えます。

鉛筆も正しく持てるように何度も伝えます。

それと同じように、いい姿勢で座ることで、いいことがたくさんあると言うことを伝えることで、椅子の安全性を最優先ではなく、2番手に持ってこれないかと考えました。


「どんなことをやっても壊れません。転びません。」という”無言の保証”よりも「ちゃんとした姿勢座れると、いいことがたくさんあるよ。」とお子さんとのコミュニケーションを大切にするということ。

普通に座ってもらえたら、ずっと長持ちすると思います。

もちろん、マイチェアとして持ち運べるように、そして座り心地がいいように座面はペーパーコード。


大人だってこぼします。失敗します。

失敗したあと、どう考えて行動するか、一歩でも成長できていたら、意義のある失敗となるでしょう。


それを木の家具やペーパーコードが伝えてくれると思います。

そして、張り替えること、木を削ってきれいにすることもできるので、「ものを直して大切に使う」ということの素晴らしさも伝ることができる椅子となっております。


背中を押してくださったかわいい双子ちゃん、ありがとうございました:)

©️ LØKKE furniture​      ルークファニチャー​

​・aichi ichinomiya

・pelican2255@gmail.com