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丸太から選ぶ。

Updated: Oct 24

工房内には、丸太から製材された木が、平積みされているスペースがあります。


今までは、製材された木を一枚一枚選ばせていただきながら、お客様の雰囲気をイメージして製作に臨んできました。

これからは、今までの仕入れ方法に加えて、丸太から木を選ばせていただき、製材方法を相談して、そして「自然乾燥」という、木に無理のない方法で、水分の含水量を調整して、家具や道具にできたらと思っています。


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写真の木は、長野県産の「板屋楓」。

楓の木は、末っ子の名前にその漢字をお借りするくらい、大好きな木です。

この丸太の「元口」の部分を450㎜ほどカットしてもらい、空いた時間で綺麗に整えてスツールにしようと思っています。


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こうして息子には「楢」、長女には「山桜」と、それぞれをイメージした木があるので、すべてのスツールを揃えて、大切に使っていきたいなぁと考えています◎


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写真の木は、熱さ30㎜に挽かれた長野県産の「鬼胡桃」。


「自然乾燥」のみで水分の含水率が調整された木は、自然な艶が残り、加工途中も、その違いに感動する時があります。

その素晴らしさを、最初に感じたのは、工房の近くで針葉樹のみを扱う材木店の「もみの木」でした。

それから、師匠の扱う自然乾燥の木を加工する機会があり、さらにその魅力に取り付かれていきました。


今月末には、挽き終わった楢材を引き取りに行きます。

こちらも、使えるのが一年後ですが、今からその日が待ち遠しいです◎

 
 
 

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