丸太から選ぶ。
- pelican2255
- Oct 24
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Updated: Oct 24
工房内には、丸太から製材された木が、平積みされているスペースがあります。
今までは、製材された木を一枚一枚選ばせていただきながら、お客様の雰囲気をイメージして製作に臨んできました。
これからは、今までの仕入れ方法に加えて、丸太から木を選ばせていただき、製材方法を相談して、そして「自然乾燥」という、木に無理のない方法で、水分の含水量を調整して、家具や道具にできたらと思っています。

写真の木は、長野県産の「板屋楓」。
楓の木は、末っ子の名前にその漢字をお借りするくらい、大好きな木です。
この丸太の「元口」の部分を450㎜ほどカットしてもらい、空いた時間で綺麗に整えてスツールにしようと思っています。

こうして息子には「楢」、長女には「山桜」と、それぞれをイメージした木があるので、すべてのスツールを揃えて、大切に使っていきたいなぁと考えています◎

写真の木は、熱さ30㎜に挽かれた長野県産の「鬼胡桃」。
「自然乾燥」のみで水分の含水率が調整された木は、自然な艶が残り、加工途中も、その違いに感動する時があります。
その素晴らしさを、最初に感じたのは、工房の近くで針葉樹のみを扱う材木店の「もみの木」でした。
それから、師匠の扱う自然乾燥の木を加工する機会があり、さらにその魅力に取り付かれていきました。
今月末には、挽き終わった楢材を引き取りに行きます。
こちらも、使えるのが一年後ですが、今からその日が待ち遠しいです◎




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