

- Dec 31, 2021
2021年。
2021年も、まだまだ不安な世の中である中、色々な工夫をしながら製作と向き合い、本当にたくさんの方々との出会いがありました。 直接お会いしての打ち合わせや、メールでの打ち合わせ、そして製作からお届けまで、温かく見守っていただきまして、本当にありがとうございました。 今年は最後にワークデスクを発送して、仕事納めとなります。 来年も私たちらしく、健康第一で、家族との時間もしっかり大切にして、充実した気持ちで人生を楽しみながら、みなさまと、そして木と、家具と、空間と、インテリアと、そして製作に向き合っていきます。 良いお年をお迎えくださいませ。


- Dec 29, 2021
ワークデスク完成。
息子も長女も冬休み。 お家で色々とお手伝いをしてくれながら、のびのびと楽しんでいるようです。 僕は大晦日に発送予定のワークデスクの仕上げに集中していました。 1回目のオイル仕上げが乾いたところで、2回めのオイル仕上げを施して、細かいところを再度磨いて完成です。 そして工房の大掃除。 エアーで機械をきれいに吹き上げて、細部にシリコンスプレーとオイルでメンテナンスをしていきます。 いよいよ明日発送のワークデスク。 お届けは年明けとなりますが、お待ちいただきまして、ありがとうございました。


- Dec 28, 2021
ワークデスクの製作
とても寒い日が続いており、工房の温度計も外と変わらない数値を示しています。 こんなときに一番怖いのが、接着不良です。 木工ボンドには硬化にに適した温度があり、その温度を下回ると接着効力がなくなり、木と木をくっつける力がなくなってしまうのです。 それを避けるために展示スペースをしっかり暖めておいて、移動できる部材は展示スペースに移動して接着作業を行います。 今製作しているワークデスクの脚も、しっかりと室内を暖めてから接着しています。 明日は脚を仕上げて、天板を加工して、いよいよ完成を迎えます。 今年は大晦日までコツコツと作業を進める予定なので、最後まで集中して臨みます。

- Dec 24, 2021
ハーフアームチェア
今年最後の「ハーフアームチェア」のお届けです。 先にお届けしたラウンドテーブルに合わせてご依頼いただき、たまたまのタイミングですがクリスマス前に、テーブルとチェアを揃えてお届けできて、ホッとしました。 今回は、何箇所も新しい工法でチャレンジしており、そして大きく変化したのは「笠木」。 製材の関係で、木の厚みによって仕入れができない厚みがでてきてしまい、「ひゃー!」っと悲鳴をあげましたが、ピンチはチャンスです。 縦には2枚から3枚に増やした分、横には3枚から2枚に減らして、歩留まりや工程、加工時間など細かい点で熟慮して製作に臨み、とても美しく、そして強度も確保したまま完成を迎えることができました。 座枠の取り方も新しい工法を取り入れて、より安全にそして早く正確な加工をすることができました。 見た目のバランスをそのままに、捨て巻きの本数増やして、ペーパーコードの張りを調整。 どこまで変化がでるかは、座り続けてわかることではありますが、ちょっとしたところでも色々とチャレンジしていけたら良いなと思っています。 ダイニングスペースでも、リラックスした時間を


- Dec 23, 2021
木村貴大選手(東京サントリーサンゴリアス)と!
先週お誕生日を迎えられた"東京サントリーサンゴリアス"の「木村貴大」選手が、SNSで”爆誕記念企画”として「マフラータオル&30分ZOOMミーティング券プレゼント」という夢のある企画をされていたので、応募したところ・・・なんと当選! 息子と一緒に、緊張しつつも、とっても楽しく充実したミーティングの時間をいただきました。 息子自身が考えた質問にも丁寧にお答えいただき、タックルとパスの講座に至っては、息子の目からウロコがボロボロこぼれていました。 (厚かましいのですが、僕からの質問にもお答えいただきました。) 「仲間を大切にして、楽しんで!」 子どもに関わらず、「何かをはじめたい!」と思ったときの「初心」「原点」となる大切な言葉が、とても印象的でした。 ミーティングを終えてから「うぉぉーーーー!緊張した!!めっちゃ楽しかった!!」と、ラグビーボールを持ってベッドに飛び込んでトライを決める息子。 「息子をエンジョイサポートする!」と決めた僕たちにとって、息子の喜ぶ姿は何より嬉しくて◎ スポーツに関わらず、「子どもの習い事に親がどう関わっていくか。」とい


- Dec 22, 2021
新しい"R"。
新しく製作しているダイニングチェアの"背もたれ用"に作った"ジグ"。 "R"が深くなって、どんな"背あたり感"になるのか、とても楽しみです。 「新しい椅子」の製作は、微調整の繰り返し。 とても時間がかかるけれど、なんとしてもいいものにしたいという気持ちが圧倒的に勝ります。 まだまだコツコツ頑張ります◎


- Dec 21, 2021
梱包とジグ作り。
今日は、午前中からハーフアームチェアの撮影と、コツコツと梱包を進めて、午後の引き渡しに備えていました。 梱包もなかなか時間のかかる作業で、この時期は配送さんも忙しいので、どんなミスをしたとしても傷が付かないように、こちらが徹底的にフォローします!という気持ちで梱包をしています。 その後は、工房にて新しい椅子のジグ作り。 とてもシンプルな椅子なので、とても難しいお仕事なのです。 ジグの調整がなかなか納得いかず、ムムム・・・となっています。 もちろん、こういう壁にワクワクしてしまうのが作り手の性でございます。 ひとつひとつコツコツと、お時間をいただきますが、しっかり地に足をつけて頑張ります!


- Dec 20, 2021
ハーフアームチェア
いよいよ完成を迎えました楢材の「ハーフアームチェア」です。 今回も様々な行程にチャレンジを加えての製作となりました。 チャレンジした行程はすべてうまくいって、とても満足のいく結果に繋がり、より一層、このハーフアームチェアを手元からお届けすることが楽しみになりました◎ 一番大きな変化は「笠木」です。 今までは分厚い板を2枚で重ねて接ぎ合せていたのですが、材木屋さんで製材される木の厚みが変わり、枚数の変更を余儀なくされました。 しかし、当然製作を諦めるわけにはいかないので、接ぎ枚数を変えて、木目にも変化を加え、さらにアームの接合枚数を2枚に変更して、工程と木の歩留まりを再度計算しなおして、細かい調整を繰り返して、新しい笠木の製作にチャレンジしました。 完成までお時間をいただきましたが、今回もまた温かく見守っていただき・・・いつも本当に「おかげさま」でございます。 ありがとうございます。 お届けが楽しみです!


- Dec 20, 2021
1200mmの円卓をお届け
カップボードをお使いいただいている方からご依頼いただいていたラウンドテーブルをお届けいたしました。 北欧ヴィンテージの伸張式テーブルをご検討中でしたが、天板が「突き板」であるということと、天板の下にある"大きな幕板"が気になるということで、色々とご相談いただいておりました。 お子様がまだ小さいということで「楽しい食事中や、家族団欒、お絵かきなどのときに、傷や汚れに目くじらを立てたくないんです!」という言葉がとても印象的でした。 僕たちも無垢天板のテーブルを毎日使っていますが、団欒中に子どもたちの行動に大きな声を立てたことは一度もありません。 それは無垢の天板は、傷や汚れを「磨き直す」という選択もでき、「思い出として残す」という選択もできるとわかっているからです。 家族のために用意したテーブルなのに、なぜ気を遣いながら使い、子どもたちの当たり前の行動に大きな声を立てないといけないのか・・・。 「テーブルという道具の目的はなんだろう?」 「なんのために大きなテーブルという道具を購入しようとしているのだろう?」 そんな原点を振り返ると、きっと「人に自慢


- Dec 13, 2021
ハーフアームチェアの過程。
6脚分の木取りを終えて、まずは2脚をしっかり仕上げていきます。 今日は黙々と旋盤の前で丸棒作り。 1脚につき12本、太さも長さもそれぞれ違ったタイプの丸棒を製作していきます。 明日は、いつもの工程にちょっと新しい方法でチャレンジする予定なので、ちょっとドキドキしているのですが、安全に、綺麗に、正確に進めることができるように、集中して臨みたいと思います。 いよいよ工房が寒くなってきて、ダウンを着ての作業です。 健康第一で12月を乗り越えたいと思います。


- Dec 13, 2021
1200mmの円卓完成
どの場所に座っても、椅子や足が干渉しないデザインにすべく、脚が中心に集まった円卓を製作させていただきました。 「使い勝手」や「強度」ばかりに気をとられると、とても重たいイメージを与えてしまうバランスになるのが、この「脚を中心に持ってくる」タイプの円卓。 全体的なバランスを熟慮して、脚の太さや間隔、天板や脚の「面取りのディテール」まで図面とにらめっこしては、サンプルを製作して形にしていきました。 詳細はお届け後に◎ ハーフアームチェアと合わせてご依頼いただいておりますが、先にテーブルだけのお届けとなります。ハーフアームチェアも完成次第、お届けいたしますので、楽しみにお待ち下さいませ。