

- Oct 31, 2020
ありがとう10月。
10月は長男と長女の誕生日月。 自粛生活が本格的にはじまってからも、一度も愚痴や文句を言わず、本当に仲良く過ごしてくれた二人のために、長男のときには恐竜博物館へ、長女のときは動物園にお出かけしました。 それぞれの施設のスタッフ方々が、しっかりと対策をしてくださっていたので、安心して楽しむことができましたし、こちらもご迷惑のかからないようにしっかりと対策をしてお邪魔することができたと思います。 数年後、たくさんのマスク姿の写真を見ながら、「本当に特別な思い出になった10月だったね。」と笑える日がくることでしょう。 2020年の10月、たくさんの思い出を本当にありがとうございました。 そして素敵な11月になるよう、コツコツ頑張りますので、またどうぞよろしくお願いします。


- Oct 30, 2020
籐の扉を取り付けて。
籐は張るときに水に浸して柔らかくしておきます。 張り終えた籐が乾く際に、中心に向かって”縮む”ので、芯が外れないようにクランプで固定したり、プレス機で軽く押さえておくなどなど、一言で「張る」と言っても色々と考えることがあり、自然界の力の働きっておもしろいなぁと感じる瞬間でもあります。 無事に乾燥を終えて、朝その姿を見ることができて、ようやくホッとできるわけで、木や籐のような「自然の素材」は本当に神経を使います。 しかし人と同じで、様々な動きや色などの見た目の変化を見せてくれるところが、家族の様で、お世話が必要な子どものようで、愛着をもたらしてくれたりして:) 家具に限らず、人は自分たちと同じようなモノゴトに愛着を持ち、惹かれて、そして、無意識に同じような”モノ”を作ろうとしているような気もします。 まったく変化しない素材などを見ていると、最初は素晴らしいと憧れ、感心しますが、どことなく不自然さを感じるようになったり、関心を示さなくなったり・・・。 それと反対に、変化するモノには、何かしらの関心を示し、その変化に気が付きます。 人が、成長して老いて


- Oct 29, 2020
テレビボードの仕上げ。
今日もとてもいい天気で、朝の娘との散歩を楽しもうかと思ったのですが、七五三の着物を試着するということで、一人で工房へと向かう朝でした。 メールの返信などの作業を一通り終えてから、工房にてテレビボードの鏡板を仕上げて抽斗に取り付け、オイル仕上げのために展示スペースへと移動します。 今回のテレビボードも様々なオーダーを頂いておりますので、詳細は後ほど載せたいと思っております。 そして今日は、ブックボードの扉に籐を張りました。 集中しすぎて写真がありませんが、しっかり張れまして籐が乾くまでの間はクランプで芯を固定しております。 休憩中に妻との会話のなかで、ショップカードの話になりました。 今年は、いつも出展させて頂いているイベントへの参加を見送っているので、ショップカードがたくさんあるのだろうと確認すると、ほとんどなくなっていることがわかりました。 新しく作ろうと妻と話していたところ、以前に勤めていた会社からお世話になっていた方の顔がふと浮かび、また改めてお願いしようとという流れに。 デザインはまた妻と話し合って、ゆっくり決めたいと思います、、、が、き


- Oct 28, 2020
仕上げは・・・
家具を工房から展示スペースに移動して、オイル仕上げを行います。 仕上げはいつも妻にお願いします。 僕ひとりのチェックではなく、もうひとりのチェックが入るのは、本当にありがたいことです。 その間も僕は作業を進めていて、娘たちはそれぞれの時間を過ごします。 次女は大体寝ていますが、長女はDVDを見たいと言ったり、パズルをやりたいと言ったり、ブロックで遊びたいと言ったり。。。 とにかく何をしてても、何を言われてもかわいいです(笑)。 それはさておき、今回のブックボードは脚を入れるとほぼ正方形。 面積も大きく、オイル仕上げもなかなか大変そうだったので、途中から僕も参戦。 (写真は無塗装の状態です。) 最後の最後に、、、扉に籐を張ります。 それで本当の完成です。

- Oct 27, 2020
扉を取り付けて・・・。
コツコツと進んでいるブックボードとテレビボードの製作も、形が見えてきました。 何度でも言いたいのですが、箱物、指物と呼ばれる家具は、急に形が見えてくるので、とても楽しいです。 前日に組んでおいた扉を仕上げて、丁番を取り付け、本体に取り付けます。 丁番は色々なメーカーのものがあり、デザインや強度なども異なってきます。 僕が使っているのは「LAMP」のスライド丁番。 一番の決め手は「誰のための丁番なのか」ということ。 それは「取り扱い説明書」です。 日本語表記で分かりやすく表記されているということは「誰が見ても調整できる」ので、とても優しいな。と思うのです。 毎日使うようになるのは、僕ではなく、お客様です。 僕に連絡を取ることすら時間がなかったり、何度も聞くのが申し訳ないと遠慮してしまったり、、、。そんなときでも分かりやすい動画を何回も見ることができますし、お渡しする「取扱説明書」を無くしてしまっても、いつでも画像検索でシンプルな図解で確認することだってできます。 誰にとても優しくて、誰に安心だといいのかな。とそんなことを考えています。 組みあがった


- Oct 26, 2020
TVボードを組み立てる。
それぞれの部材をペーパーで仕上げて、先に組み立ててあった帆立と棚板もクランプを外してきれいに磨きます。 こちらも留め加工のボードになりますので、縦横微調整しながら組み立てていくわけですが、比較的ボンドのオープンタイムが長いので、妻に手伝ってもらいながら作業を進めると、程よく作業も終了します。 組み立て終えたあとは、それぞれの空間のサイズを確認しながら、はみ出てきたボンドをサササッと拭き取っていく作業があるわけなのですが、微調整、サイズの確認を終えるころには、少し固まっている箇所も出てくるので、そこはノミでつつきながら、拭き取りながらと、これがなかなか大変。。。 明日にはクランプが外れて、全貌が見えてきます。 水が触れたところは、毛羽立っているので、最後の仕上げに一カ所ずつボンドを確認しながら、また磨いていきます。 そして扉の加工、組み立て、抽斗の加工といよいよ完成が見えてきます。


- Oct 25, 2020
朝のバタバタ。
朝はバタバタ、、、しません。 しかし、長女の気分次第で、バタバタ、、、します。 先日、無事に3歳の誕生日を迎えた娘は、自分が大きくなったことにとにかく喜びを感じている様子で、「私がやる!私もやる!」と素晴らしく自己主張をしてくれます。 みんなが起きたら、どんなに眠くても一緒に起きるので、ご機嫌はめちゃくちゃです(笑)。 お兄ちゃんが朝食を食べるので、自分も、、、でも実際はそんな気分ではないので「いらない!」と(笑)。 登校時は「私もお見送りをする!」と言いながら、寂しさのあまり泣きながらお見送りをして。 息子のときとは色々違うことが起きて、みんなで「すごいね!それぞれ個性があるね〜!」と話しております。 娘には何を言われても可愛いし、こうして元気でいてくれることがとっても嬉しい。 そして何より、「あれがしたい!これがしたい!」と言葉で伝えてくれることに、成長を感じて とにかく幸せを感じます。 大人が、朝の調子が整わなかったり、様々な経験のもと自己主張をするのと一緒。と思うのと、こどもは無作為の感情のままなので、すべてが愛おしさの塊と化します。 さ


- Oct 25, 2020
ブックボードの組み上げ。
ブックボードの本体をいよいよ組み上げました。 一人では大変なので、妻に手伝ってもらいながら、締め具合を調整していきます。 仮組でクリアランスなどは確認済みなのですが、やはり本組でしっかり組み上げることができると、"ほっ"とします。 続けて、ブックボードの脚とテレビボードの脚、そしてテレビボードの固定棚の"組み"も合わせて行います。 一人で作業しているので、集中している状態のまま作業を進めていきます。 すると、必然的に写真は作業完了後の状態になってしまうのに気がつきました。 もう少し作業中の写真も撮れたらいいのに、、、と自分でも思うようになりました。 専属カメラマンがいてくれたらいいのになぁと思ったりもします。 。。。妻にお願いすればいいのかな。 さて、またコツコツ頑張ります:)

- Oct 23, 2020
家族写真の日。
いつもインスタグラムで拝見している写真家の方が、タグを付けていて気が付いたのですが、今日は「家族写真の日」だそうです。 僕は家族を撮るとき、いつも「フィルム写真」で撮っています。 (HPからご覧いただけるインスタグラムの写真もすべて「フィルム写真」です。) これからもずっと撮り続けたい「家族写真」。 とてもシンプルに「いい日だなぁ」と思います。


- Oct 21, 2020
45度と45度。
刃物を45度に傾けて切る。 そしてそれらをくっ付けるのが「留め」です。 箱物はずっと地道な墨付け作業が続きます。 体を動かさないので、冬になると体がカチンコチンになってしまうほど。 でも組み上げていくと急に形が見えてくるので、たまらないわけです。 今回のブックボードは棚が「可動棚」ではなく「固定棚」なので、いつもとは組み上げる順番が異なり、まずは帆立に棚板をそれぞれ固定してから、それから留め加工を施した本体と組み合わせていきます。 留め加工を施した本体は、、、明日の作業となるので毛布にくるまっております。 明日は大きく形が見えてくる予定。 そしてまたコツコツと地道にテレビボードの墨付けが始まります。 今日もケガ無く終えることができて、ホッとしています。


- Oct 21, 2020
娘が花を摘んできてくれる。
息子が小さい頃、庭からお花を摘んできては一輪挿しに飾っていました。 そのとき使っていたのは、陶器でできたお気に入りの一輪挿し。 そして、最近は娘がよくお花を摘んできてくれるようになりました。 そんな姿をみて、一輪挿しを作りたくなっちゃった単純な父親です。 ということで、休憩中に脚の端材を使ってひとつ試作。 商品化とか、すぐに仕事に繋げてしまうよりも、色々作ってまずはゆっくり楽しもうかなと思っています。 しばらく楽しく使ってみて、「あぁ、なんかいいなぁ。」となったら、その先を考えようと。 子供たちが起こした行動を肯定してあげたい。 謙虚な姿勢も大切だけど、同じように「自己肯定感」も大切にしてもらえたらいいなと、いつも思っています。 娘が「お父さんお母さんが喜んでくれて嬉しい!」とか、「飾ってくれて嬉しい!」という感情を大切にできる道具に、まずはできたらいいな。 今日もコツコツ頑張ります。


- Oct 20, 2020
オイル仕上げ。
僕がボードの製作を進めている間に、妻が完成しているテーブルにオイルを塗布します。 前回は妻がめまいの日だったのですが、今日はいつも通り絶好調だったので、お願いしました。 傷や磨き足りない部分などはないかどうか、妻が最後にチェックしてくれます。 工房から展示スペースに移動すると、光が違います。 どんなに気を付けていても、小さな傷など光の加減で見落としているときもあるので、この過程はとても助かっています。 天板のオイルを塗布し終えたところで、娘が眠いと駄々をこね始めたので、ちょっとドライブに。 そんなこんなで、バタバタしながらも、無事に脚も仕上げ終えてくれました。 僕は正寸留め加工のカットを。 正寸カットはやり直しがきかないので、慎重に丁寧に。 明日はいよいよ組立がスタートします。


- Oct 20, 2020
今回の棚板は・・・。
昨夜はとても冷え込み、早く温まりたくて作業終了後、即帰宅しました。 家に帰ると布団も冬用に変わっていて、みんな川の字で寝ていました。 今回の棚板は突板仕上げです。 棚板や背板の貼り付けを行い、木口に無垢の薄い板を貼り付けていきます。 速乾ボンドを使うときは、なるべく一日で終わらせたいですし、その後の段取り的にも昨夜のうちに終わらせておきたい作業でした。 なんとかすべての作業を終えたので、今日の朝はトリマーでトリミングからスタート。 今日もまたラジオを聴きながら、コツコツ作業を進めていきます。 気を使う加工が多いので、しっかり集中していきます。


- Oct 19, 2020
ありがとう扇風機。よろしくストーブ。
ここ最近、少し寒くなってきたなと感じるので、工房でも扇風機を片付けて、ストーブを出すことにしました。 工房で、約半年間のほこりを掃除して、また来年もすぐに使えるように。 エアコンもそうですが、扇風機の掃除も大切です。 そしてアラジンのストーブを。 こちらも毎年きれいに掃除してから閉まっているので、芯に灯油をしみ込ませたら、すぐに使える状態にしてあります。 まだ肌寒い程度なので、アラジンのストーブですが、本格的に寒くなってくるとこのストーブでは足りないので、コロナの大きなストーブに代わります。 僕たちは服を着たり、寒いと意思表示ができるけれど、子供たちはなかなかそうはいかないので、しっかりと免疫を保つためにも、体を温かくしてこの季節の変わり目を乗り越えたいと思います。


- Oct 18, 2020
マメな息子。
生き物が好きな息子。 植物も好きです。 植物園に行った時に、一目惚れして欲しい欲しい!と珍しく懇願されたのが「多肉植物」。 恐竜時代に出てきそうな風貌がとっても気に入ったということです。 「紀ノ川」と「ミドリガメの卵」という名前の多肉植物たち。 朝起きると、水をあげたり、日当たり風通しの良いベランダに出したり、本当にマメに面倒を見ています。 昔からそうですが、なんでもしっかり大切にしてくれるし、こうして可愛がってくれるので、「欲しい!」とお願いされても、叶えてあげたくなるし、不思議ととても嬉しくなります。