
- Feb 28
ネットワークをまとめるリビングボード
以前にワークデスクを製作、お届けさせていただいた方から、合わせてご依頼いただいたリビングボードを無事にお届けすることができました。 中に収納するのはルーターなどの「ネットワーク機器」。 なので「少し隠して」、インテリアも飾れるように「少し見せる」という収納になっていて、さらに「帆立板」を設けないことによって「熱気を出す」という効果も合わせ持たせています。 天板と扉は無垢ですが、ルーターの熱気にも木が動きにくいように妻板と地板、棚板は突き板を使用して工夫しています。 ワークスタイル、また生活スタイル、収納するモノに合わせて、細部まで打ち合わせにお付き合いいただき、オーダー家具のメリットを目一杯お使いいただけたと思っています。 コンソールボード、ネットワークボードなどいろいろな名称が浮かぶような、とってもかわいい家具ができて、そしてとても気に入っていただけて嬉しい限りです。 今後とも、メンテナンスも含めまして、どうぞよろしくお願いいたします◎

- Feb 28
テーブルのお届け
昨日は少し雨が降りましたが、暖かい日が続いていてありがたい限りです。 ラグビーの練習は「まんぼう」の延長によってずっと中止・・・。そんな中、少し遊ぼう!とコーチ達とそのこどもたちが集まり、体を動かしました。 製作の予定があったので、1時間程度の参加を予定していましたが、息子の楽しそうな笑顔を見ていたら「夜に動けばいいや!」と、結局ずっと参加させて頂きました。 息子もそうですが、大人達も気持ちのいい声を出していて、とってもいい時間でした◎ さて、キッチン施工に続いて、シェーカースタイルのテーブルとチェアをお届けしてきました。 チェアはまた新しい椅子を試みているので、全部お届け、、、とはいかなかったのですが、一通り工事も終えていた空間は、子ども達が楽しく過ごせそうな空間に仕上がっていて、僕たちもワクワクして家具を設置していました。 シェーカースタイルのテーブルに合わせて備え付けのベンチが姿を現していました。 塗装とクッションがまだ置かれていませんが、低めに設定したテーブルとベンチの高さは、こどもたちにも安心して勉強に集中してもらえる高さになっていまし

- Feb 25
キッチン施工
暖かい日と寒い日が交互にやってくる今日この頃・・・、本巣市の現場にて、キッチンの施工を行ってきました。 たっぷりの引き出し収納と対面側に扉収納を設けたナラ材の無垢キッチンです。 引き出しには「框(かまち)組」と真鍮の組み合わせを、そして鏡板もすべて無垢材で製作させていただきました。 今回、キッチンに無垢材を使うことには大切な意味を持たせています。 4月にオープンされるこちらのスペースは「放課後デイサービス」となり、メインでキッチンを使うのは「子どもたち」であるということ。 無垢材には本当に様々な表情があり、すべてが素晴らしい個性を持っています。 それらの特徴を目一杯活かして家具として形にすることで、こどもたちにも「それぞれの輝く個性を楽しんでほしい!」という想いを込めています。 天板には角に大きなRを施した"無垢ステンレス"を選び、キッチン左右の側板もその大きなRに合わせてデザインを整えています。 安心してキッチン周りに集まってもらい、コミュニケーションを楽しんでもらえたらと思います! さて、引き続きテーブルと椅子のお届けも控えていますので、最後

- Feb 22
ショールームが。
しばらく製作に集中しておりました。 完成間近の家具達で工房がいっぱいでしたが、今度はお届け間近の家具達でショールームがいっぱいに。 大きなシェーカースタイルのテーブルが2台。 クリ材とチェリー材で製作させていただき、お届け間近となっています。 こちらはオーダー製作のリビングボード。 大きさ、高さから「コンソールボード」という名前がぴったりの、とても可愛いボードになりました。 コンパクトの家具なので、より細かいところまで調整しながらの製作となり、とても楽しい時間となりました。 これからチェアの製作がスタートします。 いつも完成まで温かく見守ってくださり、本当にありがとうございます! ひとつひとつ、コツコツと製作に臨みます◎

- Feb 8
ちょっと一杯に。
いつも一緒にご飯を食べて、お風呂に入ってたくさんお話を聞いて、ベットに入るまでが心地よい"カオス"となる日々はもちろんですが、久しぶりに2連休をいただき、こどもたちと思いっきり雪遊びに興じることができた時間も、とても愛おしい時間となりました。 工房ではテーブル天板の木取りと脚の木取り、接ぎ合せがスタートしていて、ワークデスクと合わせてご依頼いただいているサイドキャビネットの木取りもスタートしています。 工房が一杯になり、クランプがなくなったので、今日はひとまずここまでで、早上がりです。 玄関に隠れて、帰宅する息子を驚かせてあげようと思います。 今日も一日、おかげさまで、ご安全に過ごせました。

- Feb 4
「イタヤカエデ」
これから製作がスタートする"シェーカーテーブル"2台分と"チェア"8脚分の木の仕入れに向かいました。 久しぶりの木材屋さんだったので、最近のウッドショックの影響や新しい木の話を聞きながら、自分の中にある情報をしっかり更新していきます。 お目当の木を仕入れることができて、ホッと一安心。 ふと、末っ子に何か家具を作ってあげたくて、ずっと探していた北海道産の「イタヤカエデ」の話をして、探して見ることに。 「ないかな〜。あったかな〜。」とひとつひとつの山を確認していく中で、「あれそうかな?」という最上段の一山。 それは、一本の丸太から挽かれた美しい木肌の「イタヤカエデ」。 厚みも長さも量も全てが程よくて、正直一目惚れでした。 ずっと隠れていたようで、僕にとってはお宝を見つけたような気分で、即決で買い付けてしまいました。 細い材もあるので、椅子や額縁にも重宝するし、次女が何か作って欲しい!と言われるまで、大切に保管しておこうと思います。

- Feb 4
建築士(設計士)とは。
昨今の情報社会の中で、インテリアに関わっているとたくさん目にすることのある情報のひとつが「新築、リノベーション中の現場の悩み」です。 新築中、リノベーション中の現場では、大工工事で納得のいかないところ、もしくは図面やイメージと違うところなどなど、お施主さんは、様々な悶々とした気持ちが生まれるとよく目にします。 僕自身、まだそういった経験がないので「なるほどな。」と、色々な目線で考えさせていただくことが多いです。 昨日、完成した椅子のお披露目と打ち合わせを兼ねてお会いした建築士さん。 完成した椅子に太鼓判を押していただき、打ち合わせを終えた後、ふと「建築士の存在」について考えていました。 建築士(設計士)とは「最初から最後まで施主の味方」。 僕はそんなイメージを持っています。 お施主さんの知識で大工さんに疑問を投げかけて修正をお願いしても、首を横に振られるところを、建築士さんは「ちょっと待った!」をかけてくれる。 よっぽどのことがない限り、一度きりの大切な決断となる「お家づくり」。 そんな「お家づくり」の間はもちろん、その後もずっと味方で入れくれる

- Feb 2
コンセプトのある椅子。
今朝はとても冷え込み、珍しく息子も寝坊気味に降りてきて、少し焦りながら朝ごはんを食べていました。 「布団から出たくないようね笑。」とケラケラ笑いながら、準備を済ませていつも通り見送ってから、お仕事スタートです。 そして、治具で少々手こずっていましたが、ルークの新しいダイニングチェアが無事に完成いたしました。 コンセプトは「使う人の生活、家族の生活がより一層主役になる」ように、思わず通り過ぎてしまうような「存在感を軽やかにした椅子」です。 環境にも配慮すべく木の使用量を減らし、価格を抑えるために工程もシンプルにして 「椅子という道具の目的には一直線」に、「デザインの背景は多角的に」とデザインした椅子です。 価格を抑えつつも、座り心地は追求したいので、座面は手編みのペーパーコードの仕様です。 ペーパーコードにすることで、椅子本体がとても軽くなり、年齢を重ねても動かすことにストレスを感じることなく、長年愛用して頂けるように考えてデザインしております。 椅子を作るというのは、シンプルであればあるほど、デザインにも製作にも、本当に時間がかかることで、なかな