

- Apr 26, 2022
ラウンドテーブルのお届け。
様々な家具の製作が完成を迎える中、無垢のラウンドテーブル(1150mm)も無事に完成を迎えて、本日お届けにあがりました。 四方に転ばせて、上から下にかけてまっすぐ絞るこの脚のデザインは、とてもお声がけいただくことが多く、とても嬉しいです◎ 木の種類によって色が異なり「見え方」が違うので、その都度脚の絞り具合や直径を変えて製作しています。 天板の厚みは29mmあるのですが、クラフト感をなくし、全体の印象をシュッと見せるために、天板の縁を20mmまで"鉋"で削り出しています。 この工程はなかなか根気がいるのですが、かんせいしたときの充実感もたまりません◎ もちろん、細い脚とシュッとした見た目とは裏腹に、グラつくことは一切なく、安心安全にご家族の日々の思い出をともにしてくれると思います。 また他の機会に、以前施工したキッチンのご紹介もしたいと思います。 一休みしてから、今日は"藤張り"に集中します◎


- Apr 20, 2022
吊り戸棚も。
吊り戸棚も完成間近でございます。 これから引き戸を組み上げて、藤を張り、いよいよ完成となります。 展示スペースはバックキャビネットをはじめ、造作棚に取り付ける藤の抽斗、そしてナラ材の大きな円卓も仕上げの時を待っております。 さてはて、最後までしっかりコツコツと製作に臨みたいと思います◎


- Apr 19, 2022
完成間近のバックキャビネット
月末に施工予定のバックキャビネットが、まもなく完成を迎えようとしています。 昨年から打ち合わせにお付き合いいただきながら、いよいよ製作に取り掛かることができて、こうしてずっとお待ちいただけたことに、心から感謝しております。 昨年末から洗面の施工、そして今年はスタートからキッチン施工、先月にもキッチンや洗面、シューズボードなど、たくさんの現場や設計士さん、お客様に大変お世話になっております。 工房を移転して、いよいよ妻が本格的にルークに加わってくれてから、ずっとはじめたかった「キッチン」や「洗面」などの施工家具の製作。 もちろん大変なこともあるけれど、毎日新しい発見や自分たちの成長がとても楽しく、形になった時とお届けしたときの喜びと充実感、達成感は本当に素晴らしいもので、ありがたい時間と感覚をいただいています。 自分たちにとって家具を作るという時間は、「仕事」という括りではなく、自分たちの人生の流れの中の「家具作りの時間」というような、とても心地よく自然な感覚で生きているような気がします。 急がず、焦らず、逸らず、落ち着いて、冷静に、そして淡々と。


- Apr 12, 2022
揃いのシマシマ。
息子が生まれた時に、妻が手作りしたボーダーのカットソーとカーディガン。 ずっと大切に使い続けて、ついに次女も着ることができるようになりました。 長男、長女に続いて、こうして次女にも着てもらえて、本当に嬉しそうな妻。 何をしても、何ができても可愛くて、嬉しくて、たまらない次女は、みんなの愛情を目一杯受けて、ゆっくり成長してくれています◎ シェーカーベンチを伝って、義両親の事務所を覗きに行っては、大きなで「ばぁー!」と。 さてはて、午後からもご安全にコツコツと製作に励みます。


- Apr 11, 2022
ゆっくりはじめる月曜日
とても暑い日が続いていて、こどもたちは「もう夏なのかな・・・。」なんて話をしていました。気温の変化や季節の変わり目などは、とてもゆっくりとスタートすることをいつも心がけています。 そして、今日は妻が3回目のワクチンを接種したこともあり、ちゃんと安静にしているかを確認するために、次女とたわむれながら、できることをコツコツと進めます。 独り立ちしてから、たくさん心がけていることがある中で、自分に確認するようによくブログに記しているのは「曰く付きの家具にしない」ということ。 深夜まで製作に取り組み「素敵な家具をありがとうございました。」と喜んでもらって、家に帰ったら寂しくて家族が泣いている・・・なんてことがないように。 「誰かのことを考えて、幸せにしたいと動くならば、自分もちゃんと幸せであること。」 家族を持つ前に約10年間、東京のど真ん中でひたすら働いていました。 早朝から深夜、いや早朝まで働いて、クタクタになりながらもとても冷静に客観的に自分の人生を見つめながら考えていたことのひとつです。 もし、自分が家具を作ってもらうなら、自分の家族をちゃんと大


- Apr 9, 2022
こどもの椅子。
4月生まれのお子様に「桜の木で"こども椅子"を」とご依頼いただきました◎ この"こども椅子"のコンセプトを読んでいただいて、こうしてご依頼いただけるということが本当に嬉しいです。 ガチガチに固めて形にして「無言の安全、保証」を生み出すのではなく、「ちゃんと使うと長持ちするよ。形あるものは変化するのだよ。」ということ。 永久保証、無料保証などの過剰なサービスが生まれて、「美化するまで待てない」、「変化に対応できない心」が生まれてしまっているようにも感じています。 この世に存在するものは、美化であれ、劣化であれ、少しずつ変化をするから愛おしさが生まれるのだと思っています。(だからといって、適当に作っているのでなく、美化できる素材と方法でしっかり製作を心がけています◎) こどもたちには変化を楽しんでもらったり、ちゃんと使えば楽しいし、雑に扱うと傷もつくし、汚れることもある、そしてその変化を見て、様々なことを感じて、感情を育んで欲しいと思っています。 修理もできるし、座面の張り替えもできます◎ 思い切って「自分の椅子」を使ってもらえたらと思います:)


- Apr 6, 2022
春休み。
息子の春休みは本日が最終日。 新調した靴に慣れるために、朝から散歩をして、少しランニングも楽しみました。 息子が着ているTシャツは「トンガチャリティーTシャツ」。 このTシャツが販売されると教えると、すぐに購入を決めて、到着を楽しみにしていました。 これ以外でも、医療従事者への寄付「ラグビーエイド」というバッジ購入にも参加したり、日々の生活でも、下校時にはゴミを拾ってきたりと、何事も見て見ぬ振りはできない性分の息子。 3年生最後のクラス全員からのお手紙にも、たくさんの「助けてくれて、親切にしてくれて、手伝ってくれて、ありがとう」が溢れていたことにも納得です。 そんな息子を見ていると、はじめて「お買い物にいきたい!」と言って握りしめた200円を募金箱に入れたことを思い出します。 「優しさは強さ」。 そんなことを年中さんの時に伝えてから、ずっと意識しているようで、頼もしい限りです。 どんな4年生になるのか! 特別な期待なんてなにもしていません、ただただ毎日笑顔で元気に楽しんでもらえたら、僕たちは心から幸せです◎


- Apr 5, 2022
新たな木取り。
本当に暖かい日々が続きます。 新しい製作へ向けて、木材を仕入れに向かい、"ウッドショック"や"ウクライナ情勢"、そして円安の影響について色々とお話を聞くことができました。 比べることではないと思いますが、明日の命の行く末を考えることなく、高い安いの話で終えることができるのであれば、僕個人としては仕入れや販売を工夫してくれている方々に感謝すべき日々と言えると思います。 新しい製作は大きなバックキャビネットと吊り戸棚、そして既存のオープンラックに取り付ける藤の抽斗です。 明日の予定を考えることができる今日に感謝して、またコツコツと進んでいきます。


- Apr 4, 2022
進級式。
今日は長女の進級式でした。 息子は未満児からこども園でお世話になっていたこともあり、年中になることには進級に慣れていましたが、長女は年少からお世話になっているので、今回の進級は少々感慨深いものがありました。 緊張感が漂う新しい教室・・・子ども達もなかなか声が出せない中、名前を呼ばれて「はい!」としっかり返事をした姿は、まさに「成長」を感じる瞬間で、席に戻った娘の深いため息とともに見せた「安堵の表情」は、マスク越しでもわかるほど:) 「よく頑張ったね!」と早くハグしてあげたくてたまりませんでした◎ 仲の良いお友達とまた一緒のクラスだったり、隣のクラスになってしまったり、新生活に付き物の緊張とワクワクを、長女と一緒に堪能することができて思い出深い1日となりました。


- Apr 3, 2022
休日。
丸っと一日お休みするのは1カ月以上ぶりのことです。 しかし、半日お休みを取ったり、いつも早め早起きをしてリズムは整っているので、心地よい日々の中で製作させていただいておりました。 今日は庭に鎮座していた立派な石のテーブルと椅子をお譲りすることになっていたので、クレーンで移動して、その後芝生をカット、新しい芝生を貼るという作業をしました。 芝生を仮置きして、割り箸と紐で墨付けをしていきます。 地面に打ち付けた割り箸に気を付けながら、末っ子も色々とお手伝いしてくれて◎ 石があった場所には土を足して、平面を出していきますが、その土も丁寧に篩(ふるい)にかけて、細かな石を取り除いていきます。 こういった作業は息子が大好物! 何事にもゆっくり丁寧に取り組むことができる息子は、いつもとてもいい仕事をしてくれます! ・・・本当に助かります。 平面を出したら、芝生を置いて、砂で隙間を埋めていきます。 これからさらに暖かくなってくると、根っこを張ってくれて、隙間がなくなり、周りの芝生と繋がってくると教えてくれました。 両親も妻も子どもたちもみんな一生懸命に、楽しく

- Apr 1, 2022
「おやまだ文化の森」
三重県四日市市の小山田に「おやまだ文化の森」という場所が、新しく生まれました。 そして「写真室の椅子」を一脚、ご依頼いただきました。 座った時に足がスッと美しく伸びるように座面の高さを少し高めに。 子どもたちが座るときは、足を乗せられるように"ヌキ"を設けて。 撮影される前の緊張がふと和らぐように"丸脚"と"楕円の座面"でデザインを構成して。 そして、座った人がちゃんと主役となるよう、椅子の存在がなくなるような佇まいを意識して。 今回選んだ木はウォールナット。 クルミの木は人を導き、潤す存在。 記念撮影をされる方々の人生が潤いのある方へ、導かれますように。 →「おやまだ文化の森」