

- Feb 26, 2021
「藤の扉」
リビングボードを組み上げた時に、はみ出したボンドを拭き取るのですが、拭き取りの見落としがないか、細かい傷がないかなど細かくチェックしていきます。 妻と二人でライトを持ちながら、内部の隅から隅まで◎ それが終わると、本体の妻は本体のオイル塗布を、僕は扉の製作に取り掛かります。 今回の扉は"藤"を使います。 溝の位置を間違えないように、チョークで印をつけて。 「大丈夫、そんなこと間違えないから!」はありません笑。 ずっと木をひっくり返したり、図面で数字を見ていると、ふとしたところで間違えてしまうことがあるのだ、と修行時代に痛感しています。 どんなにシンプルな作業でも、複雑な作業でも、しつこいほどに確認して、印をつけて番号を振って工程を進めていきます。 そんなコツコツ進めることが、遠回りのような一番の近道です◎ 今日は抽斗の加工もあるので、しっかり集中して頑張ります!


- Feb 25, 2021
"2500のリビングボード"
現在製作中のリビングボード。 先に木取りとシーズニングを終えていたリビングボード用のチェリー材にコツコツと墨付けしていきます。 今回ご依頼いただいているこのリビングーボード、その長さが「2500mm」。 長ければ長いほど、木取りが難しくなり、狙っている厚みに仕上げるためにシーズニングの時間でさえ緊張しています。 手押し鉋を慎重に調整して、厚みを確保しながら、自動プレーナーへバトンを繋ぎます。 なんとかギリギリで厚みを揃えることができて、ホッと一息。 天板には、ふと通りすぎてしまいそうな自然な木目を、そして壁に付く側板と、ダイニングスペースから見える側板の木目にも、それぞれ気配りを◎ これはいつもいう事なのですが、ボード類の家具は急に形になるので、たまりません。 これから籐の扉と引出しの加工が続きます。 工房の気温も温かくなってきましたので、気が緩まないように、さらに集中して製作に臨みたいと思っています! 今日もコツコツ頑張ります!


- Feb 23, 2021
「ハイハイ記念日」
ハイハイができるようになった次女。 ますます目が離せなくなってきました! こうなってくるとフィルムカメラでの写真が難しくなってきます! いつも使っているフィルムは「ISO200」なのですが、子どもたちが大きくなってくるにつれて、シャッタースピードが足りなくなってきたような気がしてきました。。。 「ISO400」も考えないといけないかな・・・と思いつつも、今使っているフィルムが大好きなので変えたくもなく。 いずれにしろ、"家族の追っかけ"として、気合十分でございます!


- Feb 22, 2021
「8年目でございます。」
2月22日。 ルークとして工房を立ち上げて8年目になりました。 家具を作ることに関わってから、訓練校、修行時代を合わせると「10年」がたったということになります。 本当に本当に、たくさんの方々に支えていただきながら、今日という日を迎えることができたと思います。 ありがとうございます! 感謝の気持ちでいっぱいです。 これからもコツコツと、急がず、焦らず、逸らず、コツコツと、冷静に、淡々と、そして黙々と、 心を込めて、その人、その家族のための家具作りに精進していきます。 そんな工房では、独立して以来作り続けているスツールが完成を迎えようとしていました。 すでに完成しているラウンドテーブル、ダイニングチェアと合わせて、本日お送りいたします◎ これからもどうぞよろしくお願いいたします。 石川寛之 真理子


- Feb 20, 2021
「雪遊び」
真っ白な雪景色が広がっていた朝、娘から「お父さん!雪で遊ぼうよ!」と誘われて、よっしゃ!滑り台を作ってあげる!」と、庭中の雪を集めて、奮闘しておりました。 娘も、一生懸命足で踏み固めてくれました。 僕たちが住んでいる場所は、積雪量が少なく、息子が帰宅する頃には雪はすっかり止んで、溶け始めていることがほとんどです。 こうして固めておけば、溶けることなく、息子が帰宅してからも遊ぶことができるのです◎ 娘も大喜びで、何度も何度も楽しそうに滑ってくれて! それにしても、妻が部屋の中からいい写真を撮ってくれました◎ ただ、ここは職人の性。”雪かき”で削り出して滑り心地を追求していきます! 娘が着ている"迷彩柄"のスノースーツは、今は高校生の甥っ子が着ていたもの。 息子も小さい頃に着ていて、もれなく娘にも回ってきました笑。 ミッキーマウスの長靴は、息子が3歳のときにいったディズニーランドで、雨が降ってきて購入したもの・・・懐かしいな◎ 目一杯に雪遊びを楽しんで、ぽかぽかのお部屋に戻ると、目を擦り出した娘。 抱っこしてあげるとそのまま眠ってしまいました笑。 水


- Feb 18, 2021
「ムーミントロールと九谷焼」
小学3年生のころから歴史少年だった僕は、戦国時代に登場する茶器ももれなく調べていて、その中でも九谷焼の「九十九茄子」という一等級茶器にとても惹かれていたのを覚えています。 そのころの名残で、今でも「九谷焼」が大好きです。 家族ができて、娘がムーミントロールに興味を持ち始めて、楽しく食事をしてもらえるようにと、色々食器を調べていて発見したのが「九谷焼」の「ムーミン皿」。 息子はスナフキン、娘はミムラおねえちゃん、たまにリトルミィーを。 妻はフローレンで、僕がムーミン。 次女が大きくなったら、どれを選ぶのかとても楽しみです◎ 僕がムーミンのことを好きな理由は北欧の物語だからというのは偶然で、もうひとつ大きな理由があります。 それは、またいつか◎


- Feb 17, 2021
「ダイニングチェア」
また急に寒い日が続いていて、今朝は一面真っ白になっていました。 息子は大喜びで、ご飯を食べる前から「外で遊んできてもいい?」なんて聞いてくるほど笑。 昨日のうちに作業を進めていて良かったと思えるダイニングチェア。 木の雰囲気を合わせながら、スタンプで組み合わせを決めてあるので、磨き終えらた、いよいよ組み上げていきます。 笠木の加工と、オイル仕上げと、ペーパーコードの編み込みと、まだまだ作業は続きますが、また一つ一つコツコツと、気持ちを込めて進めていきたいと思います! 今日も一日ご安全に。


- Feb 17, 2021
「CARLの鉛筆削り」
その削り易さが手放せなくなる「CARL」の鉛筆削りです。 本体の大きさも重さも、裏の滑り止めも程よくて、そして一番大切な「刃物」も切れ味が良くてとっても削り易いのです。 息子もワンサイズ大きいものを使っていて、「自分も使いたい!削りたい!」と取り出すようになり、扱いづらそうにしながらも必死に削る姿をみて、ピンクや赤が大好きな娘のために、こちらを新しく購入しました。 毎日のように塗り絵を楽しんでいて、愛用しているたくさんの色鉛筆を、それはすごい集中力で全部きれいに削っていました。 子ども達に「使いにくい道具」を与えて、自分で使いやすくなるように工夫してもらうのがいいときと、「使いやすい道具」を与えて、まずは楽しく好きになってもらうときの両方を、しっかり見極めて、子どもの気持ちを大切にしていけたらいいなと思っています。


- Feb 15, 2021
「ラウンドテーブル1200mm」
春を感じさせてくれる暖かい日が続いております。 しかし、また来週からの天気予報には雪マークが・・・。 季節の変わり目でもあるので、しっかりと気を引き締めて、製作に臨んでいきます。 無事に完成を迎えましたラウンドテーブル1200mmです。 あとはオイル仕上げを残すのみ。 仕上げは妻にお任せして、引き続きこのテーブルと一緒にお届けするチェアとスツールの製作に取り掛かります。 大きな地震がありました。 実家の両親や親戚も、久しぶりに飛び起きたと、そのときの状況を色々と話してくれました。 身内ごとではありますが、こうしてみんなと無事に連絡が取れて、ホッとしています。 引き続き、どうか気を付けてお過ごしくださいませ。


- Feb 15, 2021
「ハーフアームチェア ソープフィニッシュ」
長らくお待ちいただいておりました、楢材(オーク材)のハーフアームチェアのお届けです。 今回はソープフィニッシュでの仕上げ◎ 「優しさ」と「素朴さ」。 削り出した背もたれは、背中に優しくフィットして、ペーパーコードの座面も優しく体を支えてくれます。 全体のフォルムを「素朴」にまとめたくて、試行錯誤を繰り返しました。 ハーフアームの椅子はその形から、インテリアの主役になることがあります。 もちろん、作り手としてとても嬉しいことではありますが、日々の生活の中では、できれば「通り過ぎてしまうような」、そんな「ふとした椅子」として存在感を放ってくれたら、、、そんな想いもあります。 「何かをするために、心地よく座る椅子。」 椅子という道具の目的を、もう一度大切にすることができたらいいなと、この椅子を通して考えることができたかなと思っています。 最初にこの椅子を製作させていただいてホームページでご紹介してから、たくさんの方にお声がけいただきまして、心から感謝しております。 製作にはお時間をいただいてしまいますが、ひとつひとつ丁寧にお作りいたしますので、楽しみに


- Feb 12, 2021
「生活スタイル」
昨日、今日と、とても暖かくて気持ちのいいお天気が続いています◎ 今日は長女の「子ども園説明会」の日。 そのため、僕は午前中早くから作業を進めて、午後には次女のお世話をするために一度帰宅。 休憩を兼ねて、次女とのんびりとした時間を過ごすという段取りでした。 妻には「抱っこしていくから大丈夫!」と言われたものの、長女もちょうどお昼寝の時間帯にはじまるので、もしご機嫌が斜めになってしまったらきっと大変。 本当にありがたいことに、順調に7ヶ月目を迎えることができた次女は、色々なものごとに興味を持って"ジッ"としているわけもなく、大人しくしていたとしても「抱っこバンド」をせずに抱っこしていると、数分であちこち痛くなってくるほど大きくなってきています。 (抱っこバントを付けていてもしっかり重いです!) きっと長女にとっては、期待と不安でいっぱいの時間となるのかなと思っていました。 そんな気持ちを、妻にはゆったりと構えた姿勢で、しっかりと正面から受け止めてほしかったのです。 僕個人が勝手ながらに信じていること。 それは「お母さんの元気な笑顔が、子どもたちにとっ

- Feb 11, 2021
「キッチンカウンター」
今回、マンションのリノベーションのタイミングでご依頼いただき、いよいよ完成を迎えました「キッチンカウンター」です。 まだまだ投稿数の少ないSNSの写真を見てくださり、ご希望のイメージとともに、お声がけくださったことがきっかけで、間取り図や現場の写真をお送りいただきながら、サイズを決めて、ポリ板の色を決めてながら、打合せを進めさせていただきました。 キッチンの雰囲気に合わせて、無垢材と突板の楢材を使いながら、拭き掃除などのメンテナンスがよりしやすいように内部にはポリ板、天板にはメラミン板を使用しています。 棚板は可動式になっていて、一枚に付きそれぞれ上下に一つずつ”40mm”のピッチで”ダボ”を移動することが出来て、様々な食器などを細かく収納できるように対応しています。 とてもシンプルに使い勝手がいいと思います◎ 真鍮の取手は、お客様が「これでお願いしいます!」とご提供いただいた取手を使用◎ とっても素敵な取手で、僕も妻もとても気に入りまして、この丸のシリーズと四角のシリーズをこれからもルークでお選びいただけるようにしたいと思っております。 こうし


- Feb 10, 2021
「木取り」
今日から1200のラウンドテーブル、チェア4脚、スツール、そしてリビングボードの木取りがスタートしました。 比較的暖かい日で、心地よい日差しの中で作業を進めることができました。 でもやっぱり、日が沈むと一気に寒くなります・・・。 まだまだ暖かい時間帯に集中して作業する日々が続きそうです。 ひとつひとつ落ち着いて整えていきたいと思う日々です。 明日もまた、コツコツと頑張ります◎

- Feb 9, 2021
「ハーフアームチェア」
温かくなったかなぁと思ったら、また寒い日が続いています。 お仕事に関係なく、お天気とは気分にも影響する大切なことなので、毎日のチェックはかかせません。 今回「チェリー材」で製作いたしました「ハーフアームチェア」です。 椅子一脚だけのご依頼というのは、またとても嬉しいことです。 前回お作りさせていただいた楢材のチェアには「力強さ」のような雰囲気が。 そして今回のチェリー材には「優しさ」が出ているような気がします。 チェリー材は「散孔材」といって、水や栄養を送る「導管」や「師管」が散らばっているので、手触りが「サラサラ」していて、撫でるととても気持ちがいいので、そんな手触りも優しさを際立てているのかもしれません。 出入りがしやすく、体の方向転換も簡単に。 ご家族やご友人との団欒も背もたれに体を預けて楽しめて、お仕事の休憩にも、肘を置いてリラックスした姿勢で過ごして頂けます◎ また、座っているときに子どもが膝の上に座りにくるのですが、そんなときも子どもが「出入り」がしやすく、「こんなメリットもあるんだね!」と妻と話しておりました。 そんなたくさんの


- Feb 9, 2021
「キッチンカウンターの仕上げ」
今回のキッチンカウンターの抽斗には、お客様が選ばれた「真鍮の取手」が◎ 天板に施した「R加工」と相まって、優しい印象になります。 抽斗を取り付けて、いよいよ完成した「キッチンカウンター」です。 本日配送さんにお渡しして、ようやくお届けできます。 長らくお待ちいただき、本当にありがとうございました:) こちらのキッチンカウンターの詳細は、また後ほどご紹介させていただきます◎ 今日から、ダイニングテーブル、チェア、スツールの製作、そしてリビングボードの木取り、シーズニングにも取り掛かっていきます。 いつもどおり、コツコツと頑張ります!